生きてても楽しくないんです。。。
- 毎日何のために働いてるんだろう
- 生きてるのが嫌
- このままなんとなく毎日働くのは辛い
- 苦しい仕事をするのが嫌
- 人間関係が苦痛
- やりたい事もないし、趣味もない
- お風呂や食事自体めんどくさい
僕は心理カウンセラーとして、多くの人の悩みを聴いてきました。そして、楽しく生きる方法、無気力から抜け出す方法がわかりました。
この記事では、無気力から抜け出し、楽しく生きる為に、まず最も大事なことをお伝えした上で、次の3つを見直すことをおススメしています。
- 「仕事」を見直す
- 「人間関係」を見直す
- 「日常生活」を見直す
この記事を読むことで、あなたが自分らしく幸せな人生を送るキッカケとなれば幸いです。
目次
【重要】人生で一番大事なこと
なぜ生きてて楽しくないのか。
それは、一番大事なことをおろそかにしているからだと思う。
一番大事なことを二の次にして、趣味を見つけようとしたり、やりたい仕事を探すから、楽しくないのだ。
じゃあ、人生で一番大事なことは何か?
僕はこれだと思う。
いろんな人のカウンセリングをしてきて思うことは、まず自分を好きになることが大前提で、これが生きる土台、人生の土台と言っていいと思う。
だから、趣味、仕事、人間関係、恋愛・結婚、そういった諸々の悩みって枝葉の悩みで、自分を好きになる為の手段でしかない。
自分を好きになるとは、言い換えると、こうです。
・自分が心から望んでいることをする
・自分の心が喜ぶことをする
それは、日常生活で起こるすべてのことにおいてです。
- 今日何食べて、何を食べないのか。
- どこに行くか。あるいは、行かないのか。
- 誰と会うか。あるいは、会わないのか。
- 何か言うのか。あるいは、言わないのか。
こういう日常の些細な行動もあれば、
- どこの会社で働くか
- どんな仕事をするのか
- どこの大学に行くのか
- 恋愛で誰と付き合うのか
比較的、大きな決断と言えることまで。
人生のありとあらゆることにおいて、自分の心が求めている(喜ぶ)行動をしているか。
これが基準です。
この基準がわからないまま、何となく仕事をして、何となく休日を過ごして、何となく人付き合いをしていると、生きてても楽しくありません。
日本のロックバンドB’zの稲葉さんはこう言っています。
別にB’zの宣伝をしているのではありませんw
ただ、日本の音楽界のトップを走り続けて30年が過ぎ、音楽を通して人生と向き合い続けてきたB’zの言葉は重みがあると感じたのです。
つまり、「自分が笑ってハッピーに過ごすこと」これが基準です。
この基準があって、次に何をするかを判断するのです。
「仕事、人間関係、恋愛、結婚、健康、お金、」あらゆることはの基準は、自分がハッピーかどうかです。
この後は、「仕事」「人間関係」「日常生活」この3つの場面で、自分がハッピーで過ごす為に、どんな行動が適切かを述べてきます。
生きてても楽しくない時は、心に正直に生きよう
自分を好きになる=心から望んでいることをする=心に正直に生きる
普段、どれだけ心に正直に生きてますか?
何もしたくないから、休日は寝たい!
そして、
寝たいと思ったから寝た。だからこれでいい。たくさん寝て満足した♪
こう思えていたら、問題なし。
平日沢山働いてるんだったら、何もせず寝ていたい気持ちもあるでしょう。
ただ、問題はこういうケース。
一日中寝てるだけで、虚しい。こんな人生楽しくない。。
こういう場合、仕事や勉強、人間関係において、本当に望んでいる行動をしていない、心に正直に生きていないのです。
だから、生きてても楽しくないという人は、休日に楽しみを見つけようとするのではなく、仕事や勉強、人間関係を見直すほうが先です。
①仕事を見直す
仕事において、心に正直に生きるとは、どういうことか。
そもそも、やりたくない仕事をしているのであれば、楽しくないのは当然です。
生活していく為に、少しでもお給料の良い会社で、土日が休みで、残業はなし。このように条件で仕事を選ぶと、やりたくない仕事をしているので、楽しくないでしょう。
あるいは、家業を継がないといけない。これもやりたくない仕事をしていることになるかもしれません。
a) 条件よりも興味のある仕事をする
<諦めずに興味のある仕事をした方がいいケースの一例>
- こんな歳だし、今更、資格を取って勉強するのも、一歩踏み出せない
- せっかく大手の会社に入社したのに、転職するのはもったいない
- いろんな仕事をやってみたけど、どれもダメだった
こういうケースは、勇気を出して興味のある仕事にチャレンジしてみることです。それが生きる楽しさにつながります。
b) 自分の特性に合った仕事をする
<自分の特性に合っていない仕事をしているケースの一例>
- サービス業が向いているのに、営業をしている。
- サービス業が向いているのに、事務職をしている。
- シンプルな作業が得意なのに、複雑な仕事をしている
- 個人プレーが得意なのに、チームプレーをしている
現状を変えることは、とてもエネルギーが必要なので、何だかんだ言って、不満はあるけど、現状に居続ける方が楽。
これは人間心理だから、仕方ないけど、いかに、現状を抜け出す行動が取れるかどうかで、人生が楽しいものになるかどうかが決まります。
思い切って、現状を変える勇気を持つことが必要な場合もあるでしょう。
②人間関係を見直す
人間関係において、心に正直に生きるとは、どういうことか。説明します。
人間関係が楽しくないという時は、次の2つを見直すべきです。
a, 相手への関わり方を見直すこと
b, 関わる相手を見直すこと
一つずつ説明します。
a) 相手への関わり方を見直す
思い出してください。この記事の最初にお伝えしたこと。
それは自分の心に正直に生きることが大事です、とお伝えしました。
人間関係においても、心に正直に生きていないと、生きてても楽しくないです。
人間関係において心に正直に生きるとは、本音を言うことです。
- 意見を言いたい時は、意見を言う。
- 断りたい時は、断る。
- お願いしたい時は、お願いする。
- 甘えたい時は、甘える。
- 嬉しい時は、嬉しいと伝える。
- 嬉しくない時は、嬉しくないと伝える。
これできてますか?
多くの人が、本音を言えないから、生きてても楽しくないのです。
- 言いたいけど、言えない。
- 断りたいけど、引き受ける。
- 甘えたいけど、我慢する。
- お願いしたいけど、自分でやる。
- 嬉しくないけど、嬉しいフリをする。
人間関係を振り返って、こんな風になっていませんか?
まずは、本音を言って心に正直に生きることが大事です。
b) 関わる相手を見直す
一緒に居て、居心地の良い人との時間を増やすことです。
逆に、一緒にいて、居心地が悪い人との時間を減らすことです。
シンプルにそれだけ。
ところが、こんなことはないですか?
- 行きたくもない飲み会に嫌々付き合う。
- 一緒にご飯食べに行きたい人はいるけど、自分からは誘わない。
もし、一緒に居て居心地が悪い人しか周りにいないなら、一人で過ごす方がよっぽどイイです。
ただし、それだけだと孤独感を感じるので、必ず居心地の良い人を探すアクションを起こすことが大事になります。
居心地が良い人、つまり、自分にとって味方となる人が一人でもいるのと、いないのとでは、生きるエネルギーが全然違います。
③日常生活を見直す
日常生活において、心に正直に生きるとは、ほんの些細な選択でも妥協しないことです。
○今はお風呂に入りたくない。けど、入らないといけない。
○ケーキが食べたい。でも、太るから止めておこう。
○勉強したくない。でも、勉強しないといけない。
○寝たい。でも、寝ている場合じゃない。
・オレンジ色マーカーが「心の声」です。
・緑色マーカーが「頭の声」です。
心に正直に生きるとは、オレンジ色マーカーの部分、つまり、心の声をいかに満たしていくかです。
生きてても楽しくないのは、緑色マーカーの部分、つまり、頭の声を優先して生活しているからです。
例えば、勉強したくないから、辞める。というように、白か黒か、勉強するか、勉強しないか、という二者択一でなくてもいいのです。
5時間勉強すると決めているなら、2時間に減らす。というのも良いでしょう。
心の声をどのようにして現実面で折り合いをつけながら叶えていくかが大事になります。
生きてても楽しくないのに、なぜ働くのか?
生きてても楽しくない人生を送る為に、なぜ働かないといけないのか?何の為に働くのか?
この疑問にぶち当たることがあるかもしれません。
現実的な話なら、働かないと生きていけないから働く。
ただ、それだけだと、生きるエネルギーが沸かないですね。
やりたくないことをやり続ける人生と同じ。
もう少し、納得のいく働く理由が欲しいと思いますので、僕の考えをご紹介します。
冒頭で、
と述べました。
働く中で、人間関係や仕事など様々な困難や悩みが生じます。
そして、この人生をかけて、様々な困難を乗り越えることで、自分を好きになるのです。
言い換えると、自分を好きになる為に用意された、イベントが
- 仕事
- 家族
- 恋愛・結婚
- お金
- 健康
などと言ってもいいと思う。
つまり、何の為に働くのか?
その答えは、
- 自分を好きになるため
- 自分を愛するため
- 自分を認め、受け入れるため
だと思う。
だから、今、生きてても楽しくないと苦しんでいる人は、自分を好きになる為のプロセスなんだと理解したほうがいい。
そんな修行なんてしたくない。。。
というお声が聞こえてきそうですが。。。
この世界に生まれた以上、仕方がない。
だから、自分を好きになること諦めないで欲しい!
生きてても楽しくない時に読みたい本2冊
誰も自分のことをわかってくれないと思うなら、まず本を読むことをおススメします。
特に、メッセージ本。
頭を使わず、心にダイレクトに届くメッセージ本がおススメ。
ハッピーにエンドなんて必要ないで
著)吉野リョータ
誰かに励ましてほしい時、支えて欲しい時、勇気が欲しい時、その欲しい言葉を言ってくれる人って身近にいないことが多い。
そんな時は、本からメッセージをもらうことで、今の自分を肯定することができたりします。
頭で考えるのではなく、心で感じながら読んで頂きたい。
未来を拓く 言の葉
著)江原 啓之
スピリチュアルな本は敬遠されるかもしれませんが、共感できるところだけ受け入れてもいいと思います。
現実世界からの視点とはまた違う、より大きな視点からのメッセージが有り難く感じるかもしれません。
これはCDが付いてるので、江原さんの落ち着いた心地よい声が、心にすんなり届きます。
僕も時々このCDを聴いて、勇気をもらったり、背中を押してもらったりします。
これもおススメの一冊です。
生きてても楽しくない人に贈る映画
<映画のストーリー>
小学6年生が遠泳大会という学校行事に出ないといけない。でも泳げない。それはこれ以上ないくらいの苦痛。
それこそ、やりたくないことをしないといけない状況。
だけど、友達や大好きな先生と一緒に、泳ぐ練習をして、本番に望むという、青春映画。
<映画からの僕の気づき>
地球という星に生まれてしまったからには、生きないといけない。
この記事を読んでいる人の中には、もしかしたら、生きたくない、死にたいという人もいるかもしれない。
そんな人にとって、生きたくないのに生きないといけない状況はとても辛いと思う。
でも、仲間が居て、時に誰かを励まし、時に誰かに励まされて、一緒に生きていく。
仲間と一緒に歩むことの喜び。
それはこの映画の遠泳大会だけの話ではなく、「人生」という大きいな枠組みにおいても、同じことが言えるのではないかと思う。
個人的に、とても大好きな映画なので、興味のある方はおススメです。
まとめ
生きてても楽しくない時は、何のために働いているのかわからなくなることがあります。
僕はカウンセラーとして、たくさんの人の悩みを聴いてきました。そして、みなさん、自分らしく生きたいのです。
それは、「心から求めていることをしたい、心が喜ぶことをしたい、心に正直に生きたい」ということ。
おそらく、それが生きる目的だと思うのです。
何の為に働くのか。お金を稼いで生活するため。もちろん、それもあるでしょう。でも、仕事はあくまで手段。
あなたが自分らしく生きる為の手段。手段を目的にしないこと。
だからもし、今あなたが生きてて楽しくないなら、この記事で述べた3つのこと、「仕事」「人間関係」「日常生活」を見直してみてください。
そして、心に正直に、あなたの心が喜ぶことをしてください。
あなたの幸せを祈っています。