<仕事を辞めたいけど、辞めれない人へ>
仕事が辛すぎる。でも仕事を辞めれない(;_;)
そんな人はとても多いのではないでしょうか。
仕事を辞めるというのは、非常に大きな決断ですね。
だから、仕事を辞めるべきか、辞めないほうがいいのか。この二者択一で考えても、今すぐ答えは出ないでしょう。
ただし、いづれどこかのタイミングで、その答えを出す時が来るでしょう。
この記事では、仕事が辛いけど辞めれない人にとって、本当に大切なことは何かという、僕なりのメッセージを書いてみました。
こんにちは。心理カウンセラーの大城ケンタです。よろしくお願いします。
仕事を辞めるべきかどうかを見極めるポイント
仕事が辛い時は、次のようなことが挙げられます。
- 上司に怒られる
- 仕事が覚えられない
- 仕事がわからない
- 職場で相談できる人がいない
- 職場に馴染めない
- 自信を持って仕事ができない
でも、仕事が辛いからと言って、「続けた方がいい」「辞めた方がいい」というのは、やっぱりケースバイケース。
ここでは「仕事を辞める方向で考えた方がいい場合」と「仕事を続けた方がいい場合」について、ご紹介します。
ご参考になさってみて下さい。
【仕事を辞める方向で考えたほうがいい場合】
- 毎日、みんなの前で、上司に大声で怒られる
- 職場で相談できる人が一人もいない
- 上司や同僚から罵声を言われる
- 仕事が複雑すぎて、処理できない
- やりたくない仕事を嫌々やっている
こういった場合は、環境が合っていないと言ってもいいでしょう。
あなた側の問題も多少はあるでしょうが、環境が合っていない為に、必要以上のストレスを抱えることになります。
環境が変わることで、ストレスが激減することもあるので、前向きに転職を視野に入れて、考えた方がいいでしょう。
【仕事を続けた方がいい場合】
- 時々、上司に怒られたり、注意される
- 上司が他の人の悪口を言っている
- 私も影で悪口を言われている気がして怖い
- 上司の目が気になって、仕事中、緊張する
- ちょっとしたミスを時々することがある
こういった場合は、環境が悪いというより、あなた側の心理的な問題(物事の考え方など)が大きく影響しています。
環境を変えるよりも、あなた自身の性格(考え方や行動)を変えることで、うまくいく可能性があります。
仕事をやめれない理由
こういった会話はよくあります。
確かに転職するとなると、不安も大きいでしょう。
さらに、実際に転職するなら、転職先を調べて、面接に行って、また仕事を一から覚えて、人間関係も一から築かないといけない。
相当なエネルギーが必要になります。
そして、転職先でもまた仕事でうまくいかなかったら、どうしよう?と考えると、どんなに辛くても、今の仕事を続けることを選ぶ人が少なくありません。
何だかんだ言っても、生活やお金の為に我慢しちゃうんですよね。
自分の健康より、お金を優先してしまう。
お金>自分の健康
やっぱり、お金は大事!
それは本当によくわかります。
私たちは病気にならないと病院に行かない
ところで、私たちは病気にならないと病院に行かない。
病気になって、初めて対処する。
それは精神的なことも同じ。
ストレス過剰で、もうこれ以上、一人で抱えきれなくて、不眠や食欲不振の末、ある日突然体が動かなくなったり、起きれなくなったりする。
頭痛や胃痛が生じ、気力がなくなる。
そこで初めて、心療内科やカウンセリングを受ける。そして、休職せざるを得ない。
今までお金の為に何とか頑張って働いていた人も、体が動かなくなって、初めて、お金よりも健康を優先する。
ただし、それでもお金の不安は無くならない。
休職したとしても、「このまま休職していては、生活できなくなるんじゃないか。お金が無くなってしまう」という不安が残ります。
お金と健康どっちが大事?
たとえ休職してもお金の不安が付きまとうから、ゆっくり安心して休めないのです。
すると、休職しても
- いつまで経っても、元気になれない。
- いつまで経っても、ストレスが取れない。
結局、どこかのタイミングでお金のことよりも、まずは自分の体調が回復することに専念しようと思える時が来るでしょう。
- 良い意味で開き直る。
- 良い意味で、一旦お金を諦める
最終的に自分の健康を優先する時が来るでしょう。
お金<健康
体の不調は、自分の健康に目を向けなさいというサイン。
体の不調は、自分のことを大切にしないというサイン。
体の不調は、他人よりも自分のことを大切にしなさいというサイン。
私たちは病気になることで、初めて気づくこともあるんです。
仕事を辞めれなくて悩む時間をどうする?
今すぐ悩み解決して、スッキリした気持ちになりたい人もいるでしょう。
でも、悩む期間が必ず必要なんです。
- 子供が急に大人にはならない。
- 野菜も急には育たない。
- 花も急には咲かない。
人が成長するというのは、それなりの時間が必要なのです。
あれこれ悩みながら、次第に自分のことを大切しようと思えるのです。
悩むことを推奨している訳ではないですが、焦ったところで直ぐに結論が出る話でもありません。
必要なことは、最善のタイミングで起こるものです。
焦らず、ゆっくり、悩みながら進むことで、自分を大切に扱うことに気づいていきましょう。