カウンセリングって、本当に効果あるの?
うつ病のカウンセリングに対する様々な疑問や不安ってないですか?
この記事では、以下のような、うつ病カウンセリングのリアルな実態や現実をお伝えします。
- カウンセリングでどんなことをするのか?
- カウンセリングは本当に効果があるのか?
- 効果が出やすい場合と、効果が出にくい場合の違い
カウンセリングを受けるべきかどうか迷われている方は、判断する際のご参考になさってみてください。
目次
- 1 うつ度セルフチェック
- 2 うつ病カウンセリング大阪の実態
- 3 そもそも、うつ病が治るってどういう状態?
- 4 うつ病カウンセリングで行っている3つの取り組み
- 5 カウンセリングでうつ気分は楽になる?
- 6 カウンセリングはうつ病に効果がないと言われる理由
- 7 カウンセリングでうつ病を克服する人の特徴
- 8 カウンセリングでうつ病克服に必要な期間とは?
- 9 ご本人にうつ病を克服する意思がない場合の対応
- 10 カウンセリング料金が高くて受けれない人へ
- 11 “うつ”かな?カウンセリングを受けたほうがいい?
- 12 腕の良いカウンセラーの見つけ方
- 13 早くうつ病から抜け出したいと焦る時どうする?
- 14 うつ病は休むだけで治るのか?
- 15 うつ病は薬で治るのか?
- 16 まとめ
- 17 当カウンセリングルームのご紹介
うつ度セルフチェック
私たちは、病気にならないと病院には行かない。骨折したら病院に行く。でも、自分が骨折しているのか分からない時は、病院に行かずに我慢するかもしれませんね。
ストレスも同じ。限界を超えているのに、病院やカウンセリングに行かない。それは自分の心が折れているのかが分からないから。
では、まず自分の心の状態をチェックしてみましょう。そして、現在の自分の状態を認識しましょう。
次のうち、最近2週間のあなたに当てはまるものにチェックを入れてください。
うつ度チェック
テストの結果はあくまで目安とお考えください。ご自身の心の状態が気になる方は、結果に関係なく、一度精神科や心療内科にご相談に行かれてみてください。
引用元 うつ病をなおす 著)野村総一郎
P65 うつ病自己診断テスト
うつ病カウンセリング大阪の実態
うつ病でお悩みの方にとって、「カウンセリングって本当に効果あるの?」という疑問があると思います。
カウンセリング受けたことがある方は、
- 他のカウンセリングを受けたけど、どこへ行ってもダメ。
- 本当にカウンセリングでよくなるの?
という疑問や懸念があるでしょう。
カウンセリングを受けたことがない人は、
- 自分がカウンセリングを受けたほうがいいのか?
- 本当にカウンセリングは効果あるの?
- 怖くない?
- カウンセリングを受ける自分なんて人間としてダメなんじゃないか。
など疑問や不安があるでしょう。
どちらにしても共通することとして、
カウンセリングで本当にうつ病は治るの?
という疑問があるでしょう。
そもそも、うつ病が治るってどういう状態?
うつ病は治りますか?と聞かれることがありますが、そもそも、うつ病が治るってどういう状態のことでしょうか?
- 復職できる
- 社会復帰できる
- 気分が楽になる
- 前向きになる
- 元気になる
- 家事や仕事ができる
- 会社で楽に過ごせる
こんな感じでしょうか?
うつ病が治っている状態ってどんな状態か。カウンセラーとして専門的な視点から、もう少し詳しく解説します。
このゴールを明確にしないと、うつ病が治ったと言えるのかどうかが分かりませんので。
ではまず、うつ病の特徴をあげます。
<気分>
- 気分の落ち込み
- 何もする気になれない
- 自殺願望がある
<行動>
- 起きれない
- 一日中寝てる
- テキパキ動けない
<身体>
- 頭痛
- 胃痛
- 体がだるい
- 頭が回らず、ぼーっとする
<思考>
- 自分が嫌
- 他人が嫌
- 将来が絶望的
<対人関係>
- 本音が言えず我慢する
- 人と話したくない
うつ病が治るというとき、
- 気分
- 身体
- 行動
- 思考
- 対人関係
それぞれが改善される状態をうつ病が治ると言っていいかと思います。
- 人間関係で我慢したり、萎縮したりせず、言いたいことが素直に言える
- 将来何とかなると思える
- ネガティブなことを考えずに、今この瞬間を楽しむことができる
- 身体や頭がスッキリして、朝起きれる
このように考え方が変わったり、行動が変わった時に、気分が軽くなるのです。
うつ病カウンセリングで行っている3つの取り組み
うつ病の人が、真っ先に訴えるのは、気分の問題です。
- 気分が楽になりたい
- 前向きになりたい
- 元気になりたい
ところが
- 考えすぎだよ、もっと気楽に考えたら?
- 深呼吸して落ち着いたら?
- 運動したら?
- ちょっと休んだら?
そんな小手先の対処法ではうつ病がよくならないことは、既によくわかっていると思います。
なぜなら、うつ病の人はこのような特徴があるからです。
- 自分が嫌い
- 本音が言えない
- マイナス思考で、心ここにあらず
例え、運動や休養をしても、この3つが変わらないと、気分は楽にならないのです。
だから、上の3つを改善するために、次のような取り組みをしています。
- 自分を好きになる(思考を変える)
- 本音を言う(行動を変える)
- 五感を感じる(感覚を感じる)
この3つに取り組むことで、気分は晴れます。もっと意欲が湧き、活動的になります。対人関係のストレスが減ります。
だから小手先の励ましや気分転換では、根本的に変わらないのです。
では、順番に説明しますね。
①自分を好きになる
自分を好きになることで、自分で自分を責めるストレスが減ります。自分で自分を責め続けている限り、一人で過ごす時間さえもストレス状態なのです。
- 自分で選ぶ
- 自分で決める
- 相手より自分を優先する
- 自分がダメという思考を変える
とにかく、良い意味で自分中心になることが大事なんです。
②本音を言う
本音を言うことで自分らしさを取り戻していきます。本音が言えないと、対人関係において常にストレス状態だからです。
- 挨拶する
- 報告・連絡・相談をする
- 断る
- お願いする
- 意見を言う
- 気持ちを伝える
このように、まず何ができるかを考えながら、無理なく取り組んでいきます。
③五感を感じる
自分が嫌、他人が嫌、将来が絶望的、このようにネガティブ思考になっているので、五感を磨くことで、ネガティブ思考が止まり、「今ここ」に意識が集中できます。
- 心地よい感覚を感じる
- 居心地の悪さを感じる
- 安心感を感じる
- 楽しさを感じる
こういった取り組みをすることで、徐々に気分が軽くなっていくのです。
カウンセリングでうつ気分は楽になる?
「カウンセリングを受けるとうつ気分が楽になりますか?」と聞かれることがよくあります。
上の項目で、カウンセリングでは次の3つに取り組んでいると述べました。
- 本音を言う
- 自分を好きになる
- 五感を感じる
なぜこの3つに取り組むのか?
- 本音が言えないから、落ち込む
- 自分が嫌いだから、落ち込む
- マイナス思考だから、落ち込む
ということは、
- 本音が言えたら、気分は楽になる
- 自分のことを好きになれたら、気分は楽になる
- ネガティブなことを考えずに、今ここに集中できれば、気分は楽になる
気分が楽になるには順序があります。
カウンセリングで辛い気持ちを吐き出しただけでは、その場では楽になるかもしれませんが、根本的には楽になりません。
カウンセリングで、①本音を言う、②自分を好きになる、③五感を磨く、この3つがある程度、できてきたら気分は楽になります。
<結論>
カウンセリングを受けたら、気分は楽になりますか?
⇒はい。ただし、一回だけ受けて、気持ちを吐き出しただけでは、根本的なところで、気分が楽になることはありません。
継続して、①本音を言う、②自分を好きになる、③五感を磨く、この3つに取り組むことで、徐々に気分が楽になります。
カウンセリングはうつ病に効果がないと言われる理由
「他のカウンセリング受けたけどあまり良くならない」というお声も聞くことがあるので、カウンセリングで効果が出にくい理由を解説します。
クライアント側の理由
うつ病が治ると困るから
うつ病がカウンセリングで効果を発揮しない最大の理由は、クライアントがうつ病を治したくないからです。
口では「うつ病を治したい」と言っているけど、潜在意識ではうつ病を治したくないということは、非常によくあります。
これはアクセルを踏みながら、同時にブレーキを踏んでいる状態と言えます。だからうつ病がなかなか改善しないのです。
<うつ病が治ると困ることを知る質問>
もし仮に、うつ病が治ると、何か不都合なことが生じるとしたら、それは何だと思いますか?
例えば次のようなことがあるかもしれません。
- 自分はまじめで努力している人でいたい。そういう人の方が評価される。
- マジメな自分がいいと思っているから、元気になって自分がマジメじゃなくなるのは嫌
- うつ病が治ったら自分が自分じゃなくなる
- うつ病が治ると仕事の責任が出てくる
- やりたくないけど、やらなければいけないことが出てくる
- 誰かに関心を向けてもらえない
他にもまだまだ人の数だけ理由もあるでしょう。
このように、治したいけど、治したくないという心理的な矛盾を解消する必要があります。
カウンセラー側の理由
①カウンセラーのアドバイスが適切でない
いくら心の専門家といえども、持ってる知識やこれまでの経験など総合的な判断でアドバイスすることになるので、カウンセラーの数だけ、アドバイスも違います。
- 今は休んでください
- とりあえず、アルバイトしてみたらどうですか?
もちろん、アドバイスは正論かもしれません。しかし、正論ではクライアントは納得して動かない。頭で理解しているけど、心が納得していないから。
クライアントが心から望んでいることをフィードバックしてあげないと、行動に移せないのです。
②カウンセラーの人柄と相性の問題
専門知識やスキルを持ち合わせているとはいえ、カウンセラーも人間です。人間的な個性が出るのは当然です。
学校の先生でも、厳しい先生や優しい先生がいます。優しい先生の方が頑張れるという生徒もいれば、厳しい先生の方が頑張れるという人もいるでしょう。
カウンセラーとの相性が合わないために、カウンセリングでオープンに話せず、うまくいかないということもあります。
カウンセリングでうつ病を克服する人の特徴
<治したい気持ちがある>
治したい気持ちが“ある”か“ない”かはとても重要です。自分の意思でカウンセリングを受ける人と、家族や友人に連れて来られた人では、カウンセリングの進むスピードや変化が全く違います。
無理やり連れて来られた人にカウンセリングするというのは、運動したくない人に、運動させるようなものです。逆に、運動したいという人はどんどん伸びるのと同じです。
<『自分が治す』という責任がある>
「誰か私を何とかして」というスタンスではなく、「自分の心と向き合って、自分で自分を変えていきたいので、その為のアドバイスが欲しい」というスタンスの人は、カウンセリングで大きく変わります。
問題を人任せにせず、自分が取り組むんだという責任がある人は、どんどん悩みが解決していきます。
<諦めない人>
カウンセリングは魔法ではないし、手術でもない。地道なトレーニングと言っていいでしょう。途中で思うように行かないこともあるでしょう。
そこで、諦めると、乗り越えられないのです。登山で言うなら、途中で下山するのと同じ。下山してもまた登る必要が出てきます。途中で下山せずに、カウンセラーと一緒に登り切れるかどうか。
どんな形であれ、諦めない人というのは、最後に幸せを手にします。
カウンセリングでうつ病克服に必要な期間とは?
どのくらいの期間でうつ病が治りますか?という質問をされることがあります。
<現実的な質問>
あなたにとって、どのくらいの期間でうつ病が治ったらいいですか?
3か月?半年?1年?
先ほどカウンセリングでは以下の3つに取り組んでいると述べました。
- 自分を好きになる(思考)
- 本音を言う(行動)
- 五感を感じる(感覚)
例えば、本音を言うことが苦手な人というのは、昔から苦手なのです。
右利きの人は、お箸を右手で使うのと同じで、本音が言えない人は、本音が言えないという癖が続いているのです。
では、右利きを左利きに変えるのにどのくらい期間かかると思いますか?
左利きに変えると言ってもレベルがあるでしょう。
- 歯磨きができる
- お箸が使える
- 文字が書ける
では、本音が言えないという癖を変えるのにどのくらいの期間が必要だと思いますか?
- 報告・連絡・相談ができる
- 断る、お願いすることができる
- 自分の意見が言える
- プライベートな話ができる
本音を言うと一口に言っても、誰に、どんな内容を話すのかによって、難易度が異なります。
日常生活で我慢することが少ない状態になるまで、どのくらい期間がかかりそうでしょうか?
それなりに、トレーニングが必要になることがご想像できるでしょうか?
本人の意思や、周囲の環境、悩みの深さ等により、人によって進むペースは違います。3ヵ月でも言えるようになる人もいれば6ヵ月~1年かかる人もいます。
このように、癖を変えるというのは、大掛かりな作業と思ってください。
もちろん、お金と時間はかかります。
それでも治したいという思いが今後の人生を変えていくのです。
ご本人にうつ病を克服する意思がない場合の対応
うつ病と一口に言っても、自分の症状を治したいという人もいれば、治したいという意思がない人もいるでしょう。
ご本人がカウンセリングを受けることに意欲的でない場合に、どうしたらいいかをご紹介します。
例えば
- 息子が引きこもっている
- 旦那が引きこもっている
こういったケースは、ご本人の意思が大事になります。
カウンセリングを受ける意思がない、自分を変えたいという意思がない場合は、次の2つの選択肢があるかと思います。
- 時期が来るまで信じて待つ
- 傾聴カウンセリングを受ける
①時期が来るまで信じて待つ
運動したくない人に無理やり運動させることはできません。
元気になりたいという意思がない人に、あれこれ勧めても、あまり役に立ちません。
ご本人を信じて、時期が来るまで、見守るほかないかと思います。
ご本人を信じることです。
②傾聴カウンセリングを受ける
一般的に、カウンセリングには2種類あります。
「傾聴型カウンセリング」と「問題解決型カウンセリング」
傾聴型カウンセリングは、基本的に悩みを解決しようとしません。
極端な例でいうと、話をする気力すらないクライアントなら、カウンセリング中、何も話さず、ただただ一緒に座っているだけということもあります。クライアントは言葉にしなくても、非言語で表現しているのです。
それがクライアントの役に立つこともあるのです。
ただ一緒にいて、自分のことを批判しない、自分の話に耳を傾けようとしてくれるカウンセラーの態度に安心感や信頼感が持てるようになるかもしれません。
そして、クライアントが自発的に話すようになっていくこともあります。
積極的に治したいという気力がない、でもやっぱりしんどいという場合は、傾聴型カウンセリングで気持ちを吐き出すだけでも楽になったり、カウンセラーが心の支えになったりします。
傾聴カウンセリングは、本人が話したいことを自由に話すことによって、主体性を取り戻していくものなので、時間はかかりますが、緩やかに変化していきます。
逆に、自分を変えたいという意欲のある人にとっては少し物足りないかもしれません。
一方、問題解決型カウンセリングは、積極的に悩みを解決したい、自分を変えたいという人にとっては向いていると言えます。
カウンセリング料金が高くて受けれない人へ
カウンセリング料金が高くて、現実的に払えない。
そういう場合は、一人でできることをするほかないかと思います。
運動は一人でもできます。スポーツクラブに行ったら、より効果的に運動ができますが、スポーツクラブに行かなくても運動はできますよね。
カウンセリングも受けることで効果的に自分と向き合うことができますが、一人でもできます。
では、一人でも取り組めるセルフカウンセリングの方法をご紹介します。
セルフカウンセリングの方法と実践3ステップ
まずノートとペンを用意してください。
次の3つを書くことで自分の本当の気持ちに気づくことができます。
- 出来事(どうしたの?)
- 感じる(どんな気持ち?)
- 本当はどうしたい?
カウンセリングでおこなっているのは、シンプルに言うとこの3つです。
それを自分で取り組むのです。
①出来事を書く
どうしたの?何があったの?
- 会社に行きたくない
- 先輩にあれこれ指摘されるのが嫌
- 仕事ができない自分が嫌
- 上司が怖い
②出来事に対する気持ちを書く
その出来事について、あなたはどんな気持ちなの?その気持ちを十分に感じてみてください。
- 悲しい
- 怖い
- 嫌
- 腹が立つ
- 寂しい
- 絶望的
さらに、どんな風に○○(感情)なの?
- 上司にわかってもらえなくて、悲しい
- 自分のミスを責められると、悲しい
③本当はどうしたい?を書く
本当はどうしたいの?自分の心に従って、正直な思いを書いてください。もしかしたら、複数の答えがあるかもしれません。その時は、思いつくだけ、書き出してみてください。
- 素直に自分の気持ちを話したい
- 会社や学校を辞めたい
- 休みたい
- 遊びたい
- 断りたい
- 質問したい
- 誘いたい
書き終えたら、「③本当はどうしたい?」の答えを実現する為に、まずどんなことができるか考えてみてください。
例)会社を辞めたい→じゃあその為にどうする?
- まず会社を辞めると決意する
- ○月○日に辞めると上司に言うと決める
- 他の仕事を探す
- 辞めることを友人や家族に打ち明けてみる
他にもあるかもしれません。
このように自分の本当の気持ちを叶えていくことは、カウンセリングで行っていることと同じ効果があると言えます。
“うつ”かな?カウンセリングを受けたほうがいい?
今までカウンセリングを受けたことがない人にとって、カウンセリングを受けることに抵抗があるかもしれません。
- カウンセリングを受けるなんて、自分は弱い人間だ
- 周囲に変に思われるんじゃないか
このように考えるとカウンセリングを受けるべきか躊躇してしまうかもしれません。
このような時、カウンセリングを受けたほうがいいのか?
結論から言うと、受けたい気持ちがあるなら、受けることをおススメします。
受けたくないのであれば、あえて受けなくてもいいと思います。(というより、カウンセリングを受ける意思がない状態で受けたとしても、あまり効果が期待できないからです)
つまり、
「受けたほうがいいか、受けないほうがいいか」
という考え方より、
「受けたいか、受けたくないか」
自分の気持ちが大事。自分で決めることが大事。
- カウンセラーに話を聴いてほしい
- ストレスを吐き出したい
- 辛い気持ちが楽になりたい
ということであれば、カウンセリングを受けに行かれることをお勧めします。
腕の良いカウンセラーの見つけ方
カウンセラーを探す時に、腕の良いカウンセラーを探したいというお気持ちもあることでしょう。
もちろん腕の良いカウンセラーを探すことは大事なことかもしれませんが、大前提として、カウンセラーがうつ病を治す訳ではないということを忘れないでいて欲しいです。
いくらカウンセラーの腕が良くても結局、行動するのはあなたです。
素晴らしいスポーツトレーナーを見つけても、結局、運動するのは自分です。
それを踏まえた上で、腕の良いカウンセラーをどのように見つけるか?
正直なところ、腕が良いかどうかは、受けてみないとわからないというのが現実的なところでしょう。
どのウインナーが美味しいは、食べてみないとわからない。だからスーパーで試食があるのです。
カウンセリングも同じで、まずはお試しでカウンセリングを受けてみる。それで良かったら続けたらいいし、良くなかったら別の所に行けばいいと思います。
その為のお試しですから、大いに活用されてみてはいかがでしょうか?
早くうつ病から抜け出したいと焦る時どうする?
非常に残念なことですが、焦れば焦るほど、うつ病から抜け出せないのです。
なぜなら、早く治して~しないといけない。早くこの苦しみから抜け出したい。というのは、頭で考えていること。
「本当はどうしたいか?」という心の声を無視している状態と言えます。
心の声を無視し続ける限り、うつ病からは抜け出せないのです。
まずそのことをご理解ください。
うつ病は休むだけで治るのか?
上の項目で述べた通り、うつ病が治るためには、次の3つが変わる必要があります。
- 自分が嫌い
- 本音が言えない
- ネガティブ思考で、心ここにあらず
では、休んでいるだけで、この3つが変わるでしょうか?
現実的には、かなり難しいと言えます。
休むことで、人間関係や仕事からのストレスからは逃れられますが、自分自身の内面が変わらないと、うつ病は良くならないと言えます。
うつ病は薬で治るのか?
薬は一時的に気分を軽くすることが役割です。
何度も言いますが、うつ病の特徴は次の3つです。
- 自分が嫌い
- 本音が言えない
- ネガティブに考え過ぎて、心ここにあらず
・今まで自分が大嫌いだった人が、薬を飲むことで、自分を好きになるでしょうか?
・今まで本音を言えない人が、薬を飲むことで、本音を言えるようになるでしょうか?
・今までネガティブ思考だった人が、薬を飲むことで、ポジティブ思考になるでしょうか?
・仕事の要領がわるくて、自分では手に負えない状況が、薬を飲むことで、バリバリ仕事がこなせるでしょうか?
現実的に考えて、難しいと言えます。
薬はあくまで補助的な役割と考えたほうがいいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?うつ病のカウンセリングの実態と現実について、少しでもご理解いただけたでしょうか?
うつ病は「自分らしく生きれてないですよ」という身体からのサインです。
自分らしく生きるとは、次の3つと言い換えることができます。
- 自分が好き
- 本音が言える
- 五感を感じる
僕のカウンセリングでは、この3つについて取り組んでいます。
カウンセリングは本当に効果があるのか、カウンセリングは受ける価値があるのか、そのような疑問をお持ちの方にとって、少しでも参考になれば幸いです。
当カウンセリングルームのご紹介
【カウンセラー紹介】
【営業日】
営業日:月・火・金・土・日
定休日:水曜・木曜
カウンセリング開始時間:10時~、13時~、16時~、19時~
【アクセス】
住所:大阪府 大阪市城東区古市3-22-9 Aハウスサワダ302号室
最寄り駅:地下鉄 今里筋線 新森古市駅 徒歩5分
【問い合わせ・電話】
電話番号:06-7710-3840(受付 / 10~22時)
メールアドレス: info@counseling-restart.com
【料金・お申込み】
初回カウンセリング90分15,000円(通常2万円)
