<見捨てられ不安で悩む女性へ>
彼から連絡がない時に、
- 彼が浮気してるんじゃないか
- 私は嫌われたんじゃないか
このように不安になり、彼に何度も連絡したりする状態を、
「見捨てられ不安」
と言います。
見捨てられ不安があると、いつも同じパターンで恋愛が長続きしなかったり、恋愛がとても苦しい状態が続きます。
この記事では、見捨てられ不安の原因や見捨てられ不安を克服する方法をご紹介します。
こんにちは。心理カウンセラーの大城ケンタです。よろしくお願いします。
見捨てられ不安チェック
あなたはどのくらい見捨てられ不安があるか、ご自分と照らし合わせてみてください。
- 彼から連絡がないと不安で仕方ない
- 彼に愛情を求めてしまう
- 相手の態度に一喜一憂する
- 悪いほうに考えてしまう
- すぐに嫉妬してしまう
- 何十回もメールや電話をしてしまう
- その結果、彼氏が疲れて、恋愛が長続きしない
- 友達が少なく、他人を信用できない
- 友達から嫌われてると思う
- 孤独感や寂しすぎて泣くことがある
- 自分は魅力的な女ではない
見捨てられ不安のよくある共通点
見捨てられ不安を抱える人によくある共通点を挙げてみます。
次のような特徴の人は見捨てられ不安を抱えやすい傾向にあります。
- 自分に自信がない
- 自分は劣ってる
- 自分はダメな人間
- 子供の頃、いじめられた
- 親が過保護、過干渉
- 親が支配的だった
もしかしたら、あなたにも心当たりがあるかもしれませんね。
心当たりがあるからと言って、落ち込むことはありません。
これから自分を変えていけばいいのです。
彼を信頼するにはコレしかない!
彼を信用できないという時、次のような意味合いを含んでいるのではないでしょうか。
彼が本当に私のことを愛しているか信用できない。
えぇ、わかりますよ。
連絡が来なかったら、今頃何をしてるのか気になって不安になるかもしれません。
しかし、いくらあなたが想像しても、彼があなたのことを愛しているかは、彼本人しかわからないことですね。
なので、彼のことは一旦横に置きましょう。
ここで質問させてください。
このような答えが返ってきます。
見捨てられ不安を持つ人は、
- 私なんて価値がない人間だ
- 私は大切にされない
- 私は魅力的な女性ではない
このように自分のことを否定しています。
いわゆる
「自己否定」「自己嫌悪」です。
自分で自分を愛していないから、心が満たされないんです。
その結果、
- 彼のことを四六時中、考えてしまう
- 彼に見捨てられるんじゃないか不安になる
- 彼の愛情を求めてしまう
満たされない心を彼に埋めてもらおうとしていませんか?
彼のことを信頼したいのなら、まずは自分で自分を愛すること。
自分で自分の心を満たせば、彼のことはそこまで気にならないものです。
もしあなたが、彼を信頼して、精神的に自立したいのなら
彼に愛情を求めるのではなく、自分で自分を愛するのです。
逆に、「私は魅力的な女性で、彼に大切にされているんだ」と思えていたら、見捨てられ不安は感じません。
ということは、見捨てられ不安を克服する為には、
- 「私は価値のある存在だ」
- 「私は私でいいんだ」
- 「私は大切にされる人間だ」
- 「私は魅力的な女性だ」
と、自分を好きになることが大事になります。
すると、安心感が持てて、彼を束縛する必要がなくなります。
次の項目では、自分で自分を愛する方法についてご紹介します。
見捨てられ不安を克服する手順
見捨てられ不安を克服するとは、「自分で自分を愛すること」「自分で自分を幸せにすること」に全力投球するということです。
自分を愛するとは、我慢しないことです。
・我慢する⇒満たされない、自分が嫌
・我慢しない⇒満たされる、自分が好き
我慢せず、心が満たされると、不安にならないのです。
では、何を我慢しないのか?
次の項目で説明します。
納得した感覚を大事にする
「我慢しない」ということは、言い換えると、「納得している」ということ。
日常生活において、一つ一つ納得して行動することが大事。
我慢しない=納得している
・食べたくない物を我慢して食べてないですか?
・あるいは、食事をテキトーに済ませてないですか?
・行きたくない飲み会などに、付き合いで参加していないですか?
・デートで行きたい所など、彼に合わせて我慢してないですか?
・友達付き合いで、楽しくないけど、一緒に遊んだりしてないですか?
・ファッション等、オシャレしたいのに、節約して我慢してないですか?
日常のすべての行動において、納得しているかどうかです。
- 食べたい時に、食べたい物を食べる。
- 眠たかったら寝る。
- 人と会いたくないなら、会わない。
- 欲しい服や欲しい物を買う。
- ダラダラしたいなら、罪悪感なくダラダラする。
このように日常生活において、常に自分に確認して欲しいのです。
我慢せず、心が満たされると、不安にならないのです。
この質問を常に自分に問いかけてください。
気持ちを表現する
彼氏や友達、職場の人などあらゆる人間関係において、言いたいことを我慢していませんか?
次のことを、ちゃんと出来ていますか?
- 嬉しい時に、嬉しいと言う。
- 楽しい時に、楽しいと言う。
- 悲しい時に、悲しいと言う。
- 不安な時に、不安だと言う。
- 寂しい時に、寂しいと言う。
- 不満な時に、不満と言う。
- 退屈な時に、退屈と言う。
- 嫌な時に、嫌と言う。
相手に遠慮せず、自分の気持ちを表現することこそが自然体ですよね。
それを我慢しているということは、自然体じゃないってことです。
自然体の自分=心地いい
つまり、自分の気持ちを表現すれば、自然体の自分でいることができ、心地よく過ごせるので、心が満たされるのです。
その結果、見捨てられる不安は解消していきます。
あなたにとって愛情とは何ですか?
見捨てられ不安を持つ人は、相手に愛情を求めます。
いや、見捨てられ不安がない人でも、相手に愛情を求めます。
ただ、その求め方や相手に期待する思いの強さが違うだけです。
それはそうと、ここでは愛情とは何かを考えたいと思います。
ちょっと考えてみてください。
- 一緒にいること?
- 「好き」と言うこと?
- 相手を助けること?
- 相手を喜ばせること?
- 相手を気に掛けること?
- 相手を見守ること?
- 相手を支えること?
- 相手を信頼すること?
- 相手の時間を大切にすること?
もしかしたら、一つじゃないかもしれない。
・あなたが彼に愛情を持って接するとしたら、どんなことができますか?
・愛情を求めるだけではなく、愛情を与えるとしたら、何をしますか?
愛情を求めることは自然なことです。
でも、相手に求めるだけじゃなくて、自分から愛情を与えることも大事ですね。
ただし、ここで注意しなければいけないことがあります。
見捨てられ不安がある人は、自分に自信がないから、相手に尽くす傾向があります。
相手に尽くすこと、相手を喜ばせることが愛情だと思っている人も結構います。
もちろん、それも間違いではありません。
ただ、もう一度考えて欲しいんです。
もしかしたら、「相手に尽くすこと」よりも、「相手のことを尊重すること」があなたにとってはピッタリくる愛情かもしれません。
まとめ
見捨てられ不安がある人は自信がなく、「自己否定」「自己嫌悪」に陥っている場合が多い。
彼に愛情を求めるのではなく、自分で自分の心を満たしましょう。
それには、「我慢しないこと」がポイント。
・日常生活において、一つ一つ納得して行動しよう。
・自分の気持ちを素直に表現しよう。
我慢しない状態=満たされた状態
心が満たされると、自己否定や自己嫌悪が解消され、見捨てられ不安が軽減していきます。