<恋愛不安のご相談>
- 四六時中、彼のことを考えてしまう
- 彼に愛されているという感覚がない
- 浮気を疑ってしまって彼を信じられない
- 恋愛経験がなく、恋愛に自信がない
- 彼氏ができない
- 好きという恋愛感情がわからない
『恋愛における不安や寂しさの最大の原因は、セルフイメージ(自己評価)の低さです』
セルフイメージとは、「自分で自分をどう思っているか、自分に対するイメージ、自分をどのように評価しているか」ということです。
- 自分のことが嫌い
- 私は魅力的な女性じゃない
- 私は愛してもらえないんだ
- 私は重要な存在でない
- 私は女性として大切にされない
もしこのように思っていたとしたら、セルフイメージが低いと言っていいでしょう。
セルフイメージが低いと、「愛されたい」という欲求が強くなり、不安や寂しさが大きくなります。
従って、セルフイメージ(自己評価)を高めることで、ひとりの時間を落ち着いて過ごせるようになり、彼と安心して心が通じ合うコミュニケーションできるように変化していきます。
この記事では、以下のことを中心にご紹介します。
- 不安や寂しさから卒業し、本当の幸せな恋愛をする為の超重要なポイント
- 彼と心が通じ合うコミュニケーションの仕方
- 低いセルフイメージを高める最強の3つの質問
- カウンセリングで恋愛の悩みが解決できる3つの理由
この記事を読むことで、セルフイメージやコミュニケーションの変え方がわかり、カウンセリングで解決できるんだという希望が持てることでしょう。
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カウンセリングでよくある恋愛不安のお悩み
よくある恋愛不安の悩みとして、次の5つがあります。
- 「彼が他の女性と遊んでいるんじゃないか」と考えて不安になる
- 彼に「愛されている」「大切にされている」という感覚がない
- いつも同じような人を好きになってうまくいかない
- 恋愛に自信がなくて、好きな人にアプローチできない
- 「好き」という恋愛感情がわからない
彼がどんな行動をしても、自分の時間を楽しめばいいのですが、それができない。
- 彼のことが気になって仕方がない。
- 彼が何を考えているのかわからない。
- 彼が私のことをどう思っているのかわからない。
本当はもっと幸せな恋愛をしたいのに、彼のことを考えては不安で寂しくて苦しくなる。
このまま彼と付き合っても、不安や寂しさが続くと思うと、この先将来、彼と結婚しても私は幸せにはなれないんじゃないかと不安になる。
でも、彼にも良いところがあるし、優しいところもあって、彼のことが好きという気持ちもあって、別れたほうがいいのかも決断できない。
恋愛不安や寂しさの4つの問題
仕事中や勉強中にも彼のことを考えてしまう。家に帰っても、メールやラインの返事がなくて、不安になる。
しかし、彼に催促のメッセージを送って嫌われたくない。
友達にも相談できない。相談したところで解決しそうにない。
不安やモヤモヤした感情を抱えては、夜も眠れない。
悩みの根底にあるのは『低いセルフイメージ』です。
- 自分のことが好きじゃない
- 私は魅力的な女性ではない
- 私は愛してもらえないんだ
- 私は重要な存在でない
- 私は女性として大切にされない
このようにセルフイメージが低いとなぜ恋愛がうまくいかないのか?
セルフイメージが低いことで生じる4つの問題を説明します。
①愛されているかを確かめたくなる
自分が愛されている安心感がないから、本当に彼に愛されているかを確かめたくなる。
- メールやラインの頻度が減った
- メッセージの内容がそっけない
- デートの際に携帯を触って誰かとやり取りしているのが気になる
- 実際に会っても愛情表現がない
こういう状況だと余計に愛されているのか不安になりやすいと言えます。
セルフイメージが低いことで余計に彼の愛情を確かめたくなるのです。
- いつも自分からメッセージを送っている
- 返事が遅いと催促してしまう
このように不安を解消しようとしてしまうのです。
②嫌われたくないから我慢する
ところが、不安だけど、彼に嫌われたくないから、いろいろと我慢してしまう。
メールやラインの頻度が減って、内容もそっけない。それに対して彼に自分の思いを言えない。
デートで彼が携帯を触るのが気になるけど、それを止めて欲しいと言えない。
ウザい女と思われたくないから。
セルフイメージが低いことで、自分の気持ちを素直に言えず、我慢してしまうことで、彼と心が通じ合っている感じが持てないのです。
③一人で居ることに耐えられない
セルフイメージが低いと他人に「愛されたい」という欲求が強くなります。
その満たされない気持ちを、彼に愛してもらうことで埋めようとするのです。
しかし、現実は愛されたいけど、愛されない。
だから、一人でいることに耐えられないのです。
本来なら一人の時間に、趣味や習い事を楽しんだり、勉強に打ち込みたいのに、それができない。
大事なことは、彼に愛してもらうことで、不安や寂しさを埋めてもらうのではなく、自分で自分を満たすことが必要になります。
④自分を大切にしてくれない人を無意識に選んでしまう
不安や寂しさを埋める恋愛の4つ目の問題点は、「本当に自分のことを大切にしてくれる人が誰かがわからないこと」です。
自分はダメだと思っているから、自分のことを大切にしてくれない人を引き寄せるのです。
なぜかいつも同じような人を好きになる、というのがその例です。
- いつもヤンチャしている人を好きになる
- いつも既婚者や彼女がいる人を好きになる
- いつも鬱っぽい人を好きになる
- いつも仕事で忙しい人を好きになる
過去を振り返って、同じような恋愛パターンになっているのは、セルフイメージの低さによるものです。
「本当の幸せな恋愛」とは?
恋愛カウンセリングでご相談に来られる方に、本当はどんなことを望んでいるのかを聞くと、多くの方が次のように答えます。
(このような人と)
- 自分のことを認めてくれる人
- 自分に興味をもってくれる人
- 自分を大切にしてくれる人
- 自分を愛してくれる人
(こんな自分で)
- 安心して
- 信頼して
- ありのままの自分で
- 自然体で
(こんな関係で)
- 本音を言い合いながら
- 言いたいことを言って
- 何でも言い合い
(こんな風に過ごしたい)
- 楽しく過ごしたい
- 幸せに過ごしたい
- 幸せな結婚をしたい
まとめると次のような感じになります。
【超重要】
『自分のことを大切にしてくれる彼と、安心して、本音を言い合いながら、楽しく過ごしたい』
カウンセリングに恋愛相談される方の、ほとんどが、彼とこのような関係を望んでいるのです。
言い換えるなら、これが恋愛における幸せの基準です。
では、冷静に考えてみてください。
「今の彼との関係は、上記のような目標に当てはまっていますか?」
当てはまっていないとしたら、このような関係を築く為に、どんなことができますか?
分解して考えると、わかりやすいです。
この目標は4つの要素から成り立っています。
- 自分のことを大切にしてくれる彼と
- 自然体で
- 本音を言い合いながら
- 楽しく過ごす
一つずつ解説します。
1、相手選びが大事
- 自分のことを認めてくれる人
- 自分に興味を持ってくれる人
- 自分のことを大切にしてくれる人
このような彼と一緒に居たいですよね。
では、今の彼はその条件に当てはまっていますか?
当てはまっていないのに、一緒に居るとしたら。
当てはまっていないのに、彼のことが好きだとしたら。
それはセルフイメージが低いからと言えます。
自分で自分のことをダメだと思っているから、自分のことを大切にしてくれない人を引き寄せるのです。
★セルフイメージが低いことによって相手を選び間違える例
- 親が納得するような人を選んでしまう
- ルックスや収入、優しいといった表面的な部分で好きになってしまう
- 同じようにセルフイメージの低い人を好きになってしまう
- 父親と同じような人を好きになってしまう
2、自然体で安心して付き合う為に大事なこと
ありのままの自分で安心して付き合いたいというのが本当に望んでいる関係だとしたら、今あなたは彼と一緒に居る時、自然体で安心できていますか?
ありのままの自分で安心して付き合う為に、まず自分のことを認めてくれる人と付き合うことが大事です。
しかし、それ以上に大事なことがあります。
それは、
自分で「今のままの私でいいんだ」って認めること。
彼に認めてもらうのではなく、自分で自分を認めることで、安心感を持つことができます。
自分を好きになる、自己肯定感を高めることが大事。
彼に認めてもらうことではなく、自分自身を変えることでしか、この安心感を持つことはできないのです。
3、本音を言い合いたい
恋愛で最も重要な課題となるのが、
『本音を言うこと』
セルフイメージが低いと、私は私でいいと思えない。
「私は私でいい」と思えたら、嫌われることがそんなに怖くないのです。
しかし、セルフイメージが低いことで、「愛されたい、好かれたい、嫌われたくない、傷つきたくない」という思いが強くなるので、本音が言えないのです。
自分から本音が言えないので、彼と何でも言い合える関係にはならないですよね。
本音を言い合いたいというのは、言い換えると次のようなるでしょう。
- 自分を表現したい
- 自分のことをわかってもらいたい
- 相手のことを知りたい
- 気持ちが通じ合いたい
- 心の交流がしたい
- 心で繋がっていたい
幸せな恋愛をする為に、絶対必須の条件が「本音を言うこと」
「本音を言うこと」については、後述する「彼と心が繋がるコミュニケーションの仕方」で、詳しく解説します。
4、あれこれ考えずに、目の前のことを楽しむ
楽しく過ごしたいというのは、彼と一緒に居る時も、一人でいる時も、不安なく安心して楽しく過ごせるということです。
- 彼が私のことをどう思ってるのか?とか。
- 私は本当に愛されているのか?とか。
- 他の誰かと遊んでるんじゃないか?とか。
色んなことを考えずに、不安にならずに、ただただ今この瞬間を楽しむ。
今この瞬間の「嬉しい」「楽しい」を全身で味わうこと。
それが幸せな状態。
意識が、過去、将来、他人に行ってしまって、「心ここにあらず」という状態では、幸せとは言いにくい。
仕事中も、食事中も、お風呂に入浴中も、寝る時も、彼のことを考えては、不安になったり、後悔したりしていませんか?
そういう人は、日常の中で妄想をやめる訓練が必要になります。
言い換えるなら、一人の時間を楽しむ訓練です。
一人の時間を楽しめると、二人で一緒にいる時も楽しめることができます。
彼と心が通じ合うコミュニケーションの仕方
彼と良好な関係を築く為の必須条件、それが「本音を言うこと」と述べました。
彼と心が通じ合う為に、①自分の気持ちに気づき、②それを伝える。この二つが必ず必要になります。
自分が心をオープンにすることで、彼も素直に話してくれやすくなります。
恋愛がうまくいかない典型的なパターンが、コミュニケーションにおいて「我慢する」ことが挙げられます。
彼に気を使って、我慢ばかりしていると、いつまでたっても彼と気持ちが通じ合うことは難しいでしょう。
では、「自分の気持ちに気づく」「伝える」この二つを順番に説明します。
正直な自分の気持ちに気づく
彼と一緒に居て、彼と連絡のやり取りして、「楽しい」「嬉しい」「幸せ」「安心する」「好き」様々な感情があるはずです。
これはポジティブな感情ですが、逆にネガティブな感情もありますよね。
彼と一緒に居て、彼と連絡をしていて、「不満」「寂しい」「悲しい」「イライラする」「不安」等々。
基本的には、両方の気持ちを伝えたほうがいいです。
さらに、もう一歩踏み込むと、
「どんな風に○○(感情)なの?」
つまり、
- どんな風に楽しいの?
- どんな風に嬉しいの?
- どんな風に不満なの?
- どんな風に寂しいの?
必ずその感情に付随する「思い」があるはずです。
例えば、
①彼と一緒に居ると楽しいし安心する
②彼からのメッセージの返信が遅くて、大切にしてくれてる感じがしなくて悲しいし寂しい
③一緒に居る時に彼が携帯を触ると、他の女性と連絡してるんじゃないかと不安になる
感情には必ず理由があります。
- 嬉しい理由
- 幸せな理由
- 悲しい理由
- 不安な理由
- 腹が立つ理由
感情+理由をセットで彼に伝えてみましょう。
彼に気持ちが伝わる話し方
<事実+感情+要求+結果>
このような順番で伝えると、相手に自分の気持ちが伝わりやすくなります。
以下の文章は
- 赤マーカーが(事実)
- 青マーカーが(感情)
- 緑マーカーが(要求)
- 黄色マーカーが(結果)です。
<例1>
『(彼からの)メッセージの返信が2日後に来ることもあるよね。(事実)
それだと、私は大切にしてくれてる感じがしなくて悲しいし寂しいよ。(感情)
忙しいと思うけど、できればメッセージはその日の内か、せめて次の日には返事が欲しい。(要求)
そしたら、私は嬉しいし、あなたと安心して付き合えると思う(結果)』
<例2>
『一緒に居る時に(彼が)携帯を触ることがあるよね。(事実)
すると、他の女性と連絡してるんじゃないかと不安になるの。(感情)
できれば、一緒に居る時は配慮して欲しい。(要求)
そしたら、あなたと一緒に居ても安心して過ごせると思う(結果)』
特に男性は察することができません。
言わないと伝わらないので、少し勇気が必要かもしれませんが、思い切って、落ち着いた状況で、彼に伝えてみましょう。
本音を伝えることが、彼と心が通じ合う為の、第一歩です。
セルフイメージを高める最強の3つの質問
セルフイメージ(自己評価)が低いのは、心の声を大切にできていないからです。
では、心の声を大切にする為の最強の3つの質問をご紹介します。
最強の質問①「今この瞬間、私は何がしたい?」
自分の中の欲求を満たし続けることが自分を大切にすることになります。
だから、「今この瞬間、私は何がしたい?」と自問し、自分で自分を満たすことです。
- のどが渇いたから水が飲みたい
- お風呂に入りたい
- 寝たい
- 音楽聴きたい
- ストレッチしたい
- 誰かに連絡したい
彼のことを考えてしまう時、どんな些細なことでもいいので、「今この瞬間、自分の欲求を自分で満たすこと」が役に立ちます。
満たされない心を、他人に満たしてもらおうとするのではなく、自分で自分を満たせば、セルフイメージが高まります。
最強の質問②「納得してる?」
自分の行動すべてに納得して行動していますか?いろいろ妥協してませんか?
心の声と行動が一致してないと、自分の心がないがしろになって、セルフイメージが低くなります。
- 行きたくない飲み会に行ってませんか?
- 欲しい服より、安い服を選んでませんか?
- 旅行の行き先、友達に合わせていせんか?
- お気に入りの食器を使ってますか?
自分の気持ちや感覚を優先することが大事。自分の内側で起こっている感情や感覚を大切にして、行動に移すのです。
- 自分の行動
- 着ている服
- 食べたり飲んだりしているもの
- お金の使い方
- 旅行の行き先
- 関わる人
- 欲しい物
- 身の回りの物
いちいち、納得して選ぶ。納得して決める。納得して行動する。
日常生活で、いちいち、自分に「納得してる?」と自問してみましょう。
最強の質問③「それって本当?」
人は事実ではないことを、事実だと思い込むことがあります。
- メッセージの返信が遅い⇒私のことなんてどうでもいい
- 体の関係を持つことが少ない⇒私は魅力的じゃない
- 愛情表現が少ない⇒私は大切にされていない
- 彼とうまくいかないのは、私の努力が足りないからだ
それって本当?
悩みのほとんどは思い込みです。
自分の思い込みが本当かどうかを疑ってみると現実が見えてきます。
冷静になってよく考えてみえると、事実ではないことに気づくはずです。
例えば、彼からメッセージの返信が遅いのは、
- 忙しいのかもしれない
- 疲れて寝てるのかもしれない
- そもそもマメに連絡する人ではないかもしれない
他にも考えられるかもしれません。
私のことなんてどうでもいいと思うときは、「それって本当?」と、自問してみてください。
それでも、どうしても気になって不安になるなら、
事実を確認しましょう!
もし、不安になったり、寂しくなったり、悲しくなったら、彼に事実を確認しましょう。
「メッセージの返信が遅くて、私はあなたにとってどうでもいい存在なのかな?って不安になるんだけど。そんな風に思ったりすることある?」
彼が実際にあなたのことをどうでもいいと思っているのかどうかを確認するってことです。
正直とても怖いと思います。
ただし、事実を確認しないと話が堂々巡りになります。
もし仮に万が一、彼があなたをどうでもいいと思っているなら、それこそ別れたほうがいいという結論が出るかもしれません。
だって、あなたが求めていることは、このような関係でしたよね?
『自分のことを大切にしてくれる彼と、安心して、本音を言い合いながら、楽しく過ごしたい』
不安から抜け出す為に、少しの勇気が必要な時もあるでしょう。
妄想は、どれだけ考えても答えが出ないのです。
妄想の中に答えはないから。答えは現実の中にあります。