あなたは、失恋で落ち込む時に、どんな対処をしていますか?
自分磨きをしたり、新しい出会いを求めたり、前向きに努力してきた人も多いのではないでしょうか?
- 部屋の掃除をする
- 新しい洋服を買う
- 友達と飲み会をする
- 男性と二人でご飯に行く
- 趣味の読書をする
- 思いっきり泣いてみる
- 一人で旅行に出かける
- 友人に相談する
- お酒を飲む
友達や家族からは、
こんな風にアドバイスされたかもしれません。
ところが、一向に気持ちは切り替わらず、前向きになれない。失恋を引きずってしまう。
- 彼のことを、四六時中、考えてしまう
- 彼の期待に応えてあげればよかったと後悔する
- 将来、彼以上に素敵な人は現れないと思う
- 何も楽しくないし、何もする気にならない
- 食欲もなくて、元気もない
このように、失恋を乗り越えることは、人によっては容易なことではありません。
この記事では、主に以下の2つを中心に、「失恋の乗り越え方」についてカウンセラーの立場からお伝えします。
- 一人でも実践できる失恋の乗り越え方
- カウンセラーと一緒に失恋を乗り越える方法
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失恋でうつ状態になるのは弱い人?
失恋をして落ち込んでいると
- 仕事が手につかない
- 家事が手につかない
- 人と会うのが億劫
- 食欲がない
- 眠れない
このように、普段のやってることができないこともあります。
失恋して悲しんだり、落ち込んだりするから当然と言えば当然です。
決して、心が弱いから落ち込むのではない。
落ち込みが大きいということは、それだけあなたが相手の人を愛していたということです。
だから、失恋で立ち直れない自分を、弱い人間だと思わないで。
失恋でうつ病になるのか?
結論から言うと、失恋でうつ病になることもあれば、ならないこともあります。
そもそも、うつ病の定義は何か?
「憂うつである」「気分が落ち込んでいる」などと表現される症状を抑うつ気分といいます。抑うつ状態とは抑うつ気分が強い状態です。うつ状態という用語のほうが日常生活でよく用いられますが、精神医学では抑うつ状態という用語を用いることが多いようです。このようなうつ状態がある程度以上、重症である時、うつ病と呼んでいます。
厚生労働省のホームページより引用
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_depressive.html
簡単に言うと、「気分が落ち込んでいる状態が、ある程度以上、重症である時に、うつ病と呼ぶ」ということです。
もう少し具体的に書きます。
- 何をしても楽しくない
- やる気が起きない
- 何に対しても興味がない
- 気分が激しく落ち込む
- 仕事が手につかない
- 仕事を休んでしまう
- 家事ができない
- 人と会うのが億劫
- 眠れない
- 食欲がない
- 集中力がなく、落ち着かない
- 死にたいと考える
こういったことです。
うつ病の時に起こる3つの特徴がありますので、ご紹介します。
・自分に否定的→自分はダメだ、自分が嫌
・他人に否定的→他人は信じられない、他人なんてどうでもいい、他人が嫌
・将来に悲観的→将来、良いことなんてない
しかし、失恋で落ち込んではいるけど、うつ病になる人と、うつ病にならない人がいます。
その違いは何か?
これは様々な要因が関係しています。
- 本音で話せる友人などの有無
- 趣味の有無
- 自分に対する自信の有無
- 過去の恋愛経験
- 職場や家庭でのストレス程度
- 元々の性格(外向的、内向的など)
- 幼少期の親子関係
他にも要因はあるでしょう。
逆に、どんな人が失恋でうつ病になりやすいか、その傾向をご紹介します。
- 本音で話せる友人がいないor少ない
- 恋愛や結婚に焦っている人
- 私は誰からも愛されない、自分に価値がないと思い込んでいる人
- 失恋した相手が、自分の理想の人だった
- 普段から自分のことをあまり話さない人
こういった人は傷つきやすい性格な上に、ダメージを受けた時の対処が難しいのです。
だから、うつ病になりやすいと言えるでしょう。
失恋でもカウンセリングは受けれる?
このように、ご質問されることがあります。
僕も当時、失恋をきっかけに精神科やカウンセリングを受けた時には、「失恋なんかで相談してもいいのか?」という思いがありました。
「失恋なんか」というのは、当時の僕が思っていたいことです。
今はカウンセラーとして、多くの人のカウンセリングをしていますが、人の悩みの多くは次のようなことです。
- 恋愛
- 仕事
- 家族
- 性格
- お金
- 健康
ということは、恋愛って特別なことじゃなくて、誰もが経験すること。だからこそ、悩むし、落ち込むんですね。
特に女性にとっては「恋愛・結婚=人生」といっても過言ではないくらい、重要なものですよね。
(世の中の歌は、恋愛の歌が多いですよね)
人によっては、将来の夢は「お嫁さんになること」「専業主婦になること」という人もいるかもしれません。
恋愛は人生において、最も大事なことの一つ。
だからこそ、「失恋なんかで相談してもいいのかな?」とか思わなくてもいいし、専門家のサポートを借りてでも、相談したほうがいいです。
失恋後、諦める?諦めない?
失恋した後、諦めるべきか、思い続けるべきか、悩んでいませんか?
いや、諦めて次に進んで行けるなら、こんなに悩むことはありませんよね。
むしろ、諦められずに、ずっと彼のことを考えてしまうから、苦しいことと思います。
- 彼に連絡して、迷惑かけるのが申し訳ない
- 彼に連絡して、断られるのが怖い
- 彼に連絡して、返事が来なかったら悲しい
ここで話を整理すると
諦める VS 諦めない
この二択になっていませんか?
この二択で考えると答えは出ません。なぜなら、本当は諦めたくないからです。
だから今は、答えが出せないのです!
「諦めるVS諦めない」と二択で考えても、今は答えが出せないので、別の解決策を見つけることが必要になります。
さらに、失恋した直後は相手との関係において、物理的にも心理的にも距離が開いていることが多いです。
「諦めるVS諦めない」ということよりも、
【重要】
まず、あなたが元気になることが大事です。
心が不安定で、何もする気にならない状態の方が問題です。
あなたが元気になって、女性として輝くことが大事!
- 食欲が戻る
- よく眠れる
- 仕事や勉強に集中できる
- 彼のことを考えても落ち込まない
- 趣味が楽しめる
このように、まずはあなたがあなたらしく元気になってから、もう一度、彼との関わり方を考えてもいいのではないでしょうか。
時間が経てば失恋から立ち直れる?
時間が経てば、失恋から立ち直れるか?
答えはYes!
じゃあ、どのくらいの時間が経てば失恋から立ち直れるのか?
それは、人それぞれです。
- 半年で立ち直る人もいる
- 1年で立ち直る人もいる
- 3年引きずる人もいる
あなたは、あとどのくらい失恋の苦しみに耐えることが出来ますか?
失恋が苦しいのは、未練が残る苦しみと、もう一つあります。
それは、
失恋の苦しみから抜け出せる“見通しが立たないこと”です。
失恋から立ち直る期間は人それぞれで、いつ立ち直れるかはわからない。
だからこそ、期限を決めることが役立ちます。
例えば「あと3ヶ月(6ヶ月)経っても苦しければ、カウンセリングを受けに行こう」と予め決めておくとか。
失恋を乗り越えるために、自分一人であれこれ試したけど、一人ではどうにもならないようであれば、心の専門家であるカウンセラーの力を借りるのも一つの選択肢でしょう。
いつ立ち直れるかわからないのに、ずるずる引きずって、3年、5年と時間が過ぎていくのは、もったいないと思いませんか?
一人でもできる、失恋の寂しさを埋める2つの方法
さて、冒頭で書いたような、自分磨きや新しい出会いを試みたが、失恋の傷を癒すことが出来ない人は、どうやって心の穴(悲しみや寂しさ)を埋めたらいいのか?
悲しみや寂しさをを埋める2つの方法があります。
①外側のモノや人で心を埋める方法
②自分で自分の心を満たす方法
<①外側のモノや人で心を埋める方法>
これに関しては、冒頭で述べたようなことで、失恋した人の多くが既に取り組んでいるのではないでしょうか?
- 部屋の掃除をする
- 新しい洋服を買う
- 友達と飲み会をする
- 男性と二人でご飯に行く
- 趣味の読書をする
- 思いっきり泣いてみる
- 一人で旅行に出かける
- 友人に相談する
- お酒を飲む
- ゲームをする
しかし、これらを実践しても失恋の傷が癒えないのはなぜか?
それはこれらを「実践すること」自体が目的になっているからです。
形式的に実践してもあまり意味がありません。
なぜなら、上記のことを実践しながら、頭の中では「失恋した相手」のことでいっぱいだから。
行動を変えているだけで、頭の中は変わってない。だから気分が変わらない。
とはいえ、これらの行動を変えることでうまくいく人もいるので、とりあえず実践してみるのはアリですね。
<②自分で自分を満たす方法>
上記①の方法を応用した形になります。
①は形式上、表面上の行動だけを変えているにすぎないのです。
そうではなく、
- 旅行しながら、彼のことを考えない。
- 温泉に入りながら、彼のことを考えない。
- 美味しい料理やお酒を飲みながら、彼のことを考えない。
もう少し、別の表現で言うと、次のようになります。
- 旅行に行っているなら、美しい景色を味わう
- 温泉に入っているなら、その心地よさを味わう
- 美味しい料理を食べているなら、その料理を味わう
- 運動をしているなら、身体を動かす心地よさを味わう
つまり、行動と感覚を一致させて、自分の感覚(五感)を味わうことがポイントです。
感覚(五感)に注意を向けていると、心が満たされてきます。
失恋カウンセリングで行なう3ステップ
失恋は、「気持ちを切り替えて次の恋に進みたい気持ち」と「相手を忘れたくない気持ち」が混同しています。
ということは、「気持ちを切り替えて、次の恋に進む」ということを目標にするのは、無理があります。
失恋を乗り越える為に、カウンセリングで行う3ステップをご紹介します。
<ステップ1>
⇒相手の心理状態を知る。
失恋のカウンセリングは、多くの場合、まず相手の心理状態を知ることから始まります。
なぜ彼はあなたを振ったのか?あなたは彼の気持ちがわからないから悩むのです。
彼の心気持ちを知る方法として、占いやリーディングなどがあります。タロット占いなどは有名ですね。(当ルームでも実施しています)
失恋した際に、よくある、相手の心理状態を挙げておきます。
- 相手の親が反対している
- 人と親密になるのが怖い
- 過去の恋愛を引きずっている
- 一人になりたい
- 自分の思い通りにならないことが不満
- 分かり合えないと感じている
- 他に気になる人がいる
他にもまだまだありますが、少なくとも相手の心理状態を理解するだけでも、多少の納得はできるので、気持ちが軽くなることがあります。
<ステップ2>
⇒辛い気持ちをしっかり吐き出して、現実を受け入れる。
失恋直後は、現実が受け入れられないし、「あの時もっと彼の期待に応えればよかった」と後悔したりすることが多いです。
この段階で、別れ際に言いたいことが言えなかった人は、モヤモヤしますよね。
辛い気持ちをとにかく吐き出して、スッキリしましょう。
<ステップ3>
⇒「あなたが本当に望んでいる恋愛とは何か」を知る。
これを明確にしていきます。多くの人は次のように言われます。
しかし、失恋で未練が残る時というのは、「好き」「会いたい」という気持ちだけが異常に強くなり、上のような本当に望んでいる恋愛関係が見えなくなることが多々あります。
つまり、
・相手の人とは、お互い本音を言い合えていないのに、好きになっている。
・相手の人が自分のことを愛してくれていないのに、好きになっている。
・一緒に楽しみを共有できていないのに、好きになっている。
このように、「好き」「会いたい」という気持ちだけが先走り、本当に望んでいる恋愛関係になっていないケースは非常に多いです。
冷静になって、本当はどんな人と、どんな恋愛をしたいのか?あなたの心の声を聴きながら、一緒に考えていくのカウンセリングです。
失恋でカウンセリングを受けるべきか?
失恋でカウンセリングを受けるべきかどうか迷っている人もいるでしょう。
カウンセリングを受けるべきかどうかという話の前に、逆にカウンセリングを受けない理由を検討してみたいと思います。
①「失恋なんかでカウンセリングを受けてもいいのか?」という思いがある場合
先述した「失恋でもカウンセリングは受けれる?」の項目でも書きましたが、失恋も大切なお悩み。
カウンセリングは基本的にはどんな悩みでも対応してもらえます。
失恋の他にも恋愛相談でよくあるお悩みを挙げておきます。
- 自分に自信がなくて、彼氏ができない
- いつも同じような人を好きになって、うまくいかない
- 既婚者や彼女がいる人を好きになる
- 過去に浮気されて、男性が信用できない
- 彼氏のことが好きかどうかわからない
このように恋愛では様々なお悩みをご相談されます。失恋の相談もとても多いですよ。
②個人的な話なので、話しにくい人へ
カウンセリングを受けたことがない人にとっては、恋愛の悩みは非常にパーソナルな問題の為、話しにくいということがあるかもしれません。
カウンセリングを受けるタイミングとしては、「話しにくい」だけど、「やっぱり話を聞いてほしい」という思いが上回った時がいいでしょう。
③受けてどうなる?気持ちが切り替わるのか?と疑問を持つ人へ
誤解を恐れずに言うと、一回カウンセリングを受けたからと言って大きく変わる訳ではありません。
しかし、ある程度の回数を重ねてカウンセリングを受けることで、気持ちが楽になっていくことが多いです。
失恋で未練が残り、毎日彼に連絡したいという衝動があった人でも、数回のカウンセリング後、
と言われることがあります。
④何となく、決断できない場合
普段から、自分で物事を決める習慣がないと、新しいアクションを起こすのは、腰が重くなりがちです。
その場合、受けるべきかどうかという視点ではなく、あなたがカウンセリングを受けたいかどうかで判断してみてはいかがでしょう。
「受けるべきか」ではなく、「受けたい」か「受けたくない」かということです。
もし受けたい、話を聞いてもらいたいのであれば、受けてみてはいかがでしょう。逆に、相談することに抵抗があって受けたくないのであれば、受けなくてもいいでしょう。
怪しいカウンセラーと臨床心理士
大阪にも色々とカウンセリングがあり、どのカウンセラーがいいのかわからないと迷うことがあるかもしれません。
これは受けてみないとわからないというのが正直なところです。
ちなみに、臨床心理士などの資格を保持しているのは、カウンセラーとして信頼するには値するかもしれませんが、あなたの悩みが解決するかどうかは別問題です。
ちなみに、僕は保育士の資格を持っていますが、ピアノは弾けません。そんなものですf^^;
他にも、僕は秘書検定2級も持っていますが、どのくらい日常に活かされているかは疑問ですf^^;
カウンセラーとの相性もあるので、あまり資格にこだわらくてもいいのではないかというのが、僕の意見です。
スーパーのウィンナーの試食と同じで、カウンセリングも気になるところがあれば、お試しで一回受けてみて、それで気に入ったら継続して受けてみるのがよいでしょうね。
受ける前に、あれこれ悩んでも解決する話ではないと思いますので、一度カウンセリングを受けてみてから、判断するのが現実的ではないかと思います。
まとめ
いかがでしたか?失恋や失恋カウンセリングについてご紹介しました。
もちろん、時間が解決してくれることもあるでしょう。
しかし、以下のような無価値感は時間が解決してくれません。
- 私なんて価値がない人間だ
- 私なんてどうせ誰からも愛されない
- 私なんて誰からも必要とされていない
- 私は女性として大切されない
そういう意味では、カウンセラーと一緒に、失恋を乗り越えるのも一つの選択肢だと思います。
カウンセリングで、失恋の悩みはどう変化するのか?
①まずあなたがあなたらしく、元気になる。
②元気になったら、彼に執着しなくなる。
③冷静になった上で、もう一度、彼にアプローチするのか、次の恋愛に進むのかを選択する。
このような流れになります。
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