片思い

片思いが辛くて、忘れたいのに忘れられないあなたへ

<このようなお悩みはありませんか?>

  • 告白して振られた
  • 相手に恋人がいるのが辛い
  • どう関わっていいか分からない
  • うまく話せない
  • ずっと引きずってしまう
  • 連絡が来ないと寂しい
  • 連絡したい、会いたい
  • 忘れたいのに、忘れられない

記憶喪失にならない限り、記憶から消すことは現実的に不可能です。

でも、大丈夫!!

好きな人を考えても、のめり込まずに、客観視できるようになることは可能です。

例えば、ゴキブリが家の中にいたら、気になって気になって仕方がないと思います。

でも、道端で10メートルくらい先にいたら、「あっ、あそこにゴキブリがいるなぁ~」というくらいで、別にそんなに気にならないですよね。

ちょっと例え話が伝わりにくいかもしれませんが、好きな人のことを考えても「連絡したい」「会いたい」ってそこまで強く思わないし、気にならないってことです。

この記事では、好きな人のことを考えても、そこまで気にならなくなる方法についてご紹介していきますね。

片思いの人を本当に忘れたい?本当に?

Aさん
片思いの人のことを考えると辛いです。だからその人のことを考えたくないし、忘れたい。そして、次の恋に進みたい(>_<)
大城
そうですよね。その人のことを考えると辛くなるし、忘れたいですよね。

 

大城
そのお気持ちはよくわかります。ただ、その上であえて質問させてください。

本当に相手のことを忘れたいですか?もし本当に忘れてしまったら、何か困ることはないですか?

 

Aさん
そうですね。。。もし本当に忘れてしまったら、一人ぼっちになって、もっと寂しくなるかもしれません。。。

 

そうなんです。本当に忘れてしまったら、都合が悪いんです。だから、いつまでも引きずってしまうのです。

これが無意識ってやつです。

頭では「忘れたい」「次に進みたい」って思っている。だけど、心の奥では、「本当は忘れたくない」「寂しい」というのです。

心の奥にある無意識の声を無視して、好きな人を忘れる為に、あれこれやっても意味がないってことです。

無意識にある「もし忘れてしまったら、寂しくなる」という思い込みを、変える必要があります。

片思いの人を忘れることができるのか?

冒頭でも書きましたが、好きな人を完全に記憶から消し去って忘れることはできません。それは非現実的です。

しかし、好きな人のことを考えても、もう別に気にならない、という状態になることは可能です。

そのためには、次の葛藤を解消する必要があります。

頭では「忘れたい」。でも、無意識では「忘れたくない」

忘れたい VS 忘れたくない

この葛藤をどのように解消するか。

答えは、「忘れる」「忘れない」の二択ではない!ってことです。

この2つの選択肢の中で考えても、答えは出てきません。

そんな簡単な話ではないということは、何となく察しがついているのではないでしょうか。

では、どのようにして、片思いの辛さを乗り越えるのかを、次の項目でご紹介します。

片思いの人を忘れたい時のとっておきの対処法

そもそも、片思いの時って、恋は盲目と言われるように、「好き」っていう気持ちが先行しすぎているんです。

「好き」という気持ちだけで突っ走っていると、どうしても冷静さがなくなります。だからまず、一旦冷静になりましょう。

「好き」という気持ちを一旦横に置いて、あなたが本当はどんな人と、どんな恋愛をしたいのかというゴールを明確にします。

心理カウンセリングの場面でよくある3つのパターンをご紹介します。

「どんな人とどんな恋愛をしたいですか?」という問いの答えで、よくある例です。

<パターン1>

①私は自分の心を満たし、自分を大事にしながら、相手を信頼して待ちます。

⇒この場合、忘れる・忘れないという話ではなくて、まず自分を満たすことが優先。そのうえで、相手を信頼して待つ。ということですね。

カウンセリングで、こういう目標が出てきた場合は、どちらかというと、「諦めずに、今は待て!」というサインですね。

振られたからと言って、必ず「諦めて次に進んでください!」とは言いません。

<パターン2>

②私は何でも話せて、お互いを受け入れ、楽しいことを共有し合える人と一緒に過ごしたい。

⇒この場合、確認しなければいけないことは、以下3つ。

  • 片思いの相手と、何でも話せるかどうか?
  • 相手の人はあなたのことを受け入れてくれていますか?
  • 相手の人と楽しいことを共有し合える関係になっているのか?

相手のことを忘れる・忘れないという話じゃなくて、本当に望んでいる恋愛をする為に、まずあなたが何でも話せる自分になる必要があります。

これが一番優先。

「好き」だけど、何でも話せないとなると、本当に望んでいる恋愛関係は築けませんよね。

好きな人を忘れる・忘れないという話は一旦保留にして、何でも話せる自分になることが優先です。

そのうえで、もう一度、片思いの相手が自分に相応しい相手かどうかを見極めて判断する必要があります。

<パターン3>

③私は自分のことを好きになって、安心できる人と一緒に歩んでいきたい。

⇒この場合、まず確認しなければいけないことは、片思いの相手と一緒に居て、あなたは安心できるのかどうか?

もし緊張して安心できないのであれば、安心できるようになる為にどんなことができるかを考えます。

もしくは、「好き」という気持ちはあるけど、安心はできないということは、パートナーとしてはふさわしくないかもしれません。

そして何より、この目標の前半部分の、自分のことを好きになることが、この目標の優先事項になります。

まとめ

いかがでしたか?カウンセリングで行っていることがイメージできたでしょうか?

片思いの相手を忘れる・忘れないという話ではありません。

あなたが、どんな人と、どんな恋愛関係を築きたいのか?

その答え(ゴール)を見つけることが大事になります。

「好き」という感情だけ抱えていても、なかなか解決できません。

まずは、あなたが本当に望んでいる恋愛を明確にして、そのうえで、相手の人が相応しい相手かどうかを判断するのが良いでしょう。

もし一人では答えが出せないという人は、カウンセリングを受けてみてください。あなたが本当に望んでいる恋愛を一緒に見つけましょう。

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