<このようなお悩みはありませんか?>
- 転職をしたいが、何がしたいかわからない
- 何をしても楽しくない
- このままの人生でいいのかな?と不安になる
- 今のパートナーと結婚したいのか、自分の気持ちがわからない
- 仕事にやりがいを感じず、転職を考えるも他にやりたい仕事がない
- 熱中して打ち込めるような趣味がない
- 夢中になって人生を楽しんでいる人がうらやましい
なぜ本当にやりたいことが見つからないのか?
一言で言うなら、
ストレスが多すぎるから!
その結果、
- 感情がマヒしている
- 自分に制限をかけている(心のブレーキ)
つまり、ストレスを減らして、感性を磨いて、自分の可能性を信じられるようになれば、フットワークも軽くなり、自然と本当にやりたいことは見つかります。
この記事では、いかにストレスを減らして、「感情マヒ」「心のブレーキ」に変化を起こすか、そのシンプルな方法について、心の専門家の立場からご紹介します。
この記事の内容を実践していただくことで、本当にやりたいことは見つかることでしょう。
目次
本当にやりたいことがわからない人生は嫌だ
心理カウンセリングをしていて、多くの方が悩んでおられること。それが「本当にやりたいことがわからない」です。
私たちは、「本当に自分のやりたいことをして、ワクワクした気持ちで充実感を持って、人生を生きたい」そんな根源的な欲求があります。
それが叶わないとき、悩み苦しみます。
生きている以上、生きている意味を見出したいのが人間というもの。
何がしたいかわからないというのは、言い換えるなら、生きている意味がわからない、生きる目的がわからないと言い換えることができるかもしれません。
何がしたいかわからない状態とは!?
- ただ何となく生きてる
- 特にやりたい仕事をしているわけでもない
- 「ご飯を食べて、仕事をして、寝る」だけ
- 特に趣味もなく
- 充実感のない生活の繰り返し
そんな毎日のまま、楽しみも充実感もないまま一生を終えていくなんて虚しすぎます。もったいない。
何がしたいかわからないという悩みには、ある心理メカニズムがあります。
なぜ、本当にやりたいことがわからないのか?
心理カウンセリングをしていると、同じようなことで多くの人が悩んでいます。
そこから見えてくる共通点があります。
まずは、何がしたいかわからない状態に陥っている具体的な原因を見ていきましょう。
「本当にやりたいことがわからない」2つの原因とは!?
①感情マヒ
自分の気持ちがわからないとは!?
- 楽しい
- 嬉しい
- 心地よい
- 安心する
- リラックスする
- ワクワクする
そういうポジティブな感情がわからない状態ってことです。
人間には喜怒哀楽があります。
でも、楽しみがわからない人が本当に多い。
最近楽しかったことは何ですか?
この質問に、答えられない人が多いんです。
本来、人間に備わっているはずの、ポジティブな感情がなぜわからなくなっているのか?
自分の気持ちがわからないのは、人間関係において、「我慢のしすぎ」が原因です。
- 「本当は~したい」
- 「相手に~してもらいたい」
でもそれを言えない。人間関係では波風立てずに、穏便にやり過ごしたいという人は多いです。
やっぱり、嫌われたくないし、ケンカもしたくない。
自分が我慢すれば、人間関係まるく収まる
そう思っていませんか?それが「感情マヒ」に繋がるのです。
特に日本は「我慢しなさい」「我慢できない子は良くない」と言われるし、協調性を大事にする文化だから、余計に我慢する習慣がありますよね。
しかし、それが繰り返し続くと、自分が本当はどうしたいのかわからなくなってきます。
「何食べたい?」と聞かれて、「何でもいい」と答えてしまうと、自分の好きなものがわからなくなるのと同じです。
我慢せずに言いたいことを言ってもいい。
これからは、「何が食べたい?」と聞かれたら、食べたい物を素直に言ってくださいね。
すると、食べたい物を食べている訳だから、「美味しい、幸せ」といったポジティブな感情を感じることができます。
②心のブレーキ
何がしたいかわからない、もう一つの原因は、マイナス思考によるものです。
チャレンジしてみたい気持ちはあるものの、
- 「私なんてどうせ無理」
- 「もうこの年でいまさら」
- 「せっかくチャレンジして失敗したらどうしよう」
- 「周りの人に笑われそう」
といった、ネガティブな心の声がブレーキをかけて、思うように行動できないことがあります。
やっぱり、失敗したくないし、できることなら失敗せずにやりたいって気持ちは、ごくごく自然なことだと思います。
失敗して他人から
- 「ほらやっぱりダメじゃん」
- 「お前なんかにできるわけないだろ」
- 「だから最初から言ったじゃない」
このように言われたくないし、恥ずかしい思いや、悔しい思いもしたくない。
何より失敗したら「挫折感」や「自己否定感」を味わうことになるかもしれない。
- 自分は大した人間じゃない
- 何の才能もない
- ちっぽけな人間
そう思うかもしれません。そんなことを考えたら、チャレンジしないことを選んでしまうかもしれません。
新しいことにチャレンジするって勇気もいるし、エネルギーも要ります。なかなか重い腰が上がらないものです。
まずは心のブレーキを外して、行動を起こしていくことが必要です。
1人でいくら考えてもブレーキって外れにくいものです。
だから人間関係を変えたほうがいいです。
それは、あなたが何かしたいと言った時に、応援してくれる味方を探すことです。
味方が1人でもいると、とても励みになりますし、一歩踏み出す為の背中を押してくれるかもしれません。
本当にやりたことが見つからない人の特徴
カウンセリングをしていると、本当にやりたいことが見つからない人には次のような共通点があることが多いです。
- 言いたいことが言えない
- 自分を犠牲にして相手を優先してしまう
- 自分で決めれない
- 良い顔をしてしまう
- 断れない
- 仕事を頼めない
- 心をオープンにできない
- 助けを求めることができない
つ ま り 、常にストレスを抱えている状態なんです!!
・周りの目を気にしたり、どう思われるかにエネルギーを使っている状態
・嫌われたくない、変に思われたくないということにエネルギーを使っている状態
・心が伸び伸びしていない、心がイキイキしていない状態
・楽しいと感じることにエネルギーが向かっていかない状態
だ か ら、何がしたいかわからないんです!!
本当に自分のやりたいことを探す前にやるべきこと
私たちは誰もが「無条件に愛されたい(認められたい)」のです。
私たちは、認められる為に頑張っているようなものです。
- 認められる為に、勉強をする
- 認められる為に、一流の大学に入る
- 認められる為に、大企業に入る
- 認められる為に、結婚する
「愛されたい、認められたい」というのは、生きる上でのエネルギーになっているのです。
認められる為なら、自分のやりたいことじゃなくても頑張れてしまうのです。
認められたい>本当にやりたいこと
だから、本当にやりたいことが見つかるには、順序があるのです。
それは、まず認められたいという欲求を満たすことです。
満たされない心が満たされてくると、自然ともっと成長したいという欲求が出てくるのです。
- もっとうまくやりたい
- もっと上を目指したい
- 成長したい
- チャレンジしたい
という自己実現の衝動がでてきます。
認められたいという欲求が満たされ、心に余裕が出てくると、物事を楽しむことができ、本当にやりたいことがわかります。
では、どうやって「認められたい」という欲求を満たしていくか、ご紹介します。
本当にやりたいことを見つけるシンプルな方法
「認められたい」という欲求を満たす方法
⇒自分で自分の心を大事にする
自分の心を大事にするというのは、心で感じたことを素直に行動に移してあげるということです。
「心」と「行動」を一致させてください。
言いたいことがあれば、素直に言う
- 嬉しい時は、嬉しいと言う
- 嫌なことは、嫌という
- 断りたい時は、断る
- 食べたい物を食べる
- 飲みたい物を飲む
- 着たい服を着る
- 欲しい物を買う
- 欲しくない物は買わない
- お願いしたい時は、お願いする
- 甘えたい時は、甘える
- 助けて欲しい時は、助けを求める
- やりたくないことはやめる
- チャレンジしてみたいことは、チャレンジする
- 会いたい人に会う
- 会いたくない人には会わない
このように非常にシンプルです。
これだと、愛される為に頑張る訳でもなく、自分で自分の心を満たすことができます。
さらに心に従っていると、思ったことが言えるので、人間関係でのストレスが減ります。
そうすると、色んなことにチャレンジしたくなるので、自然と本当にやりたいことが見つかります。
まとめ
本当にやりたいことを見つけるために、「心」と「行動」を一致させましょう。
すると、ストレスが減り、感情が豊かになり、新たにチャレンジしたくなります。
つまり、最初にすべきことは、やりたいことを探すことではありません。
まず自分の心を大事に、自分らしく生きることが大切です。
その結果、本当にやりたいことが見つかるでしょう。