・過去に振られてばかりで、自分に自信がない
・好きな人に振られたり、嫌われるのが怖い
・相手から好意を寄せられると逃げてしまう
・また恋愛がうまくいかないんじゃないかと思うと、恋愛するのが怖い
・過去に浮気やDV、裏切られた経験があり、男性を信じられないし、男性が怖い
<恋愛が怖い時、2つのパターンがあります>
①自分に自信がなくて、嫌われるのが怖い人
②過去のトラウマから、男性が信じられなくて、男性が怖い人
この記事では、それぞれ、
「恋愛恐怖心を克服する具体的な実践方法」
をご紹介します。
この記事を読むことで、恋愛に対する恐怖心が軽くなり、やっぱり恋愛してみようと思えるようになるでしょう。
ぜひ最後まで読んでみて下さい。
目次
恋愛が怖いのは、過去の傷つきによるもの
恋愛が怖いという場合、大きく分けると2パターンあるでしょう。
①自分に自信がなくて相手に嫌われるのが怖い。だから、恋愛が怖い。
②過去に付き合った男性によるトラウマによって、男性が信じられない、男性と親しくなるのが怖い、というケース。
怖いという感情は、過去に何か傷ついた経験をしたから、次の恋愛が怖い、ということになります。
例えば、犬が怖いという場合。昔、犬に追いかけられて嚙まれた経験があって、それ以来、大人になっても犬が怖いことがあります。
犬の場合だったら、「近寄っても触っても嚙まれない」という経験をすることで徐々に克服できます。
恋愛も同じです。
「この人は大丈夫だ」という相手を選ぶことが大事。
そして、本当は安心して信頼し合える恋愛がしたいという自分の望みを叶えていくことが必要です。
恋愛が怖いから「恋愛したくない」訳ではないと思います。
ただ、今は本当の望みより恐怖心が勝っている状態だと思います。
恐怖心 > 本当の望み
恐怖心より、本当の望みのほうを大きくする必要があります。
恐怖心 < 本当の望み
そのためには、自分にとって本当の望みを知る必要があります。
「あ~それそれ、私、本当はそういう恋愛がしたいの!!!」
って、腑に落ちるような、本当の望み。
とはいえ、カウンセリングを受けたことがない人は、全くイメージができないことと思いますので。。。
今までカウンセリングでご相談された方の話を総合すると、次のようなことが共通して言われますので、ご紹介しますね。
本当は、相手のことを信頼して、本音を言い合いながら、安心して楽しく過ごしたい。
自分のことを大切にしてくれる人と、お互いが歩み寄り、支え合える関係でいたい。
多くの方が、このように言われます。
では、この目標を実現する為に、どんなことができるかを2パターンの、それぞれの立場からご紹介しますね。
好きな人に嫌われるのが怖い人
自分に自信がなくて、嫌われるのが怖いという時に、恋愛経験が浅いとか豊富とかって、あんまり関係ないのです。
とはいえ、今まで自分から告白してうまくいったことがないという人にとっては、やっぱり、嫌われるのは怖いと思います。
いずれにしても、恋愛に対する恐怖心とどのように向き合っていくかをご紹介します。
【重要】
まず、そもそもの目標を「付き合うこと」にしないことです。
付き合いたい、恋愛を成就させたいという気持ちはわかります。
でも、よく考えると、本当の望みって、こういうことでしたよね。
相手のことを信頼して、自分のことを大切にしてくれる人と、本音を言い合いながら、安心して楽しく過ごしたい。
だから、まず当面の目標を「一緒に楽しむ」or「本音を言う」にするのほうがいいです。
嫌われる恐怖心が大きい状態で、相手の人と一緒にいて、楽しめてますか?本音を言えてますか?
それができていないのに、付き合えたとしても、本当に望んでいる恋愛はできませんよね。
「一緒に楽しむ」
「本音を言う」
まずはこの2つを目標にしましょう。
では、一つずつ見ていきますね。
<一緒に楽しむ>
質問です。
「もし今現在、好きな人がいるなら、その人とどのくらい、一緒に楽しめている感じがしますか?」
10点満点で言うとどうでしょう?あくまで主観で結構です。
・これ以上ないくらい、一緒に居るときは、楽しく過ごせています→10点
・いや、嫌われるのが怖くて、気を使い過ぎて、一緒に居ても全然楽しめてない→0点
まず現状どのくらいなのか、点数をつけてみてください。
次の質問です。
「相手の人と一緒に楽しんでいる状態って、どんな状態ですか?」
相手との関係性によって違いますよね。
いろんなシチュエーションがあると思います。
例えば
・会話を楽しんでいる
・一緒に音楽イベントに行って、音楽を楽しむ
・景色の良いカフェに行って、のんびり過ごす
あなたにとって一緒に楽しんでいる状態ってどんな状態でしょうか。
少し考えてみてください。
そして、
「相手の人と一緒に楽しむ為に、どんなことができますか?」
- 相手を誘う
- 心をオープンにする
- 相手に興味を持って話しかける
- メールする
- 感情を表現する
いろいろあることでしょう。まずできることを考えましょう。
<本音を言う>
もし好きな人がいるなら、その人に対して、どのくらい本音を言えていますか?
もしくは、どのくらい、本音を言い合えている感じがしますか?
これも直感で点数をつけてみてください。
そして、あなたが、今よりもう少し、本音を言う為に、できることがあるとしたら、それはどんなことですか?
例えばこんなことかもしれません。
- 挨拶する
- 感謝できることを伝える
- 嬉しかったことを伝える
- 嫌だったことを伝える
- してもらいたいことを伝える
- してもらいたくないことを伝える
他にもあなたが思うことを考えてみてください。
次に、「一緒に楽しむ」「本音を言う」とは少し違いますが、相手の気持ちを確認することも、本音を言い合うという部分に通じるので、ご紹介しておきます。
<相手の気持ちを確認する>
相手が何を考えているかがわからない、つまり、本音を言い合えていないから、嫌われるのが怖いという感情が出てきます。
相手に「受け入れてもらってる」という感覚があれば、嫌われるのが怖いとは思わないですよね。
なので、相手が今どんな気持ちなのかを確認することが役立ちます。
それは、相手が自分に対してどんな気持ちを感じているかではなくて、自分と一緒に過ごしていることに対してどんな気持ちか。
一緒に居る時に、彼がどんな気持ちかを確認するのです。
「今、楽しい?」
アメリカ人は日常会話でよく相手に聞きますよね。
「Are you happy?」
相手の人の気持ちを確認しましょう。
- 楽しい?
- 嬉しい?
- 心地いい?
- 美味しい?
- 快適?
- 幸せ?
- 満たされる?
- 安心する?
- 普通?
- 何も感じない?
- 嫌?
あるいは、
- 私と一緒に居ると楽しくなさそうね?
- あんまり楽しそうじゃないよね?
アメリカ人は「一緒にご飯に行きませんか?」と相手に聞く時、こう聞きます。
「Would you like to go out for dinner with me?」
直訳すると、
(あなたは私とディナーに行きたいですか?)
これは英語なのでこういう独特の聞き方ですが、要は相手の気持ちを確認することが大事ってことです。
それが本音を言い合うという部分にも繋がるのです。
相手が何を考えているか分からない時は、相手の気持ちを確認してみましょう。
過去のトラウマで男性が信じられない人
<自分を大切にしてくれる人>
過去のトラウマを乗り越える為には、相手選びが大事になります。
「自分のことを大切にしてくれる人」と、恋愛することが大前提になります。
①では、質問します。
自分を大切にしてくれるって、どういうことでしょうか?
あなたは、どういう状態だと、相手の人が自分のことを大切にしてくれていると感じるのでしょうか?
これを明確にしないと、話が漠然としすぎていて、相手の人が自分を大切にしてくれているかどうかの判断がつかないのです。
参考までに例えば、こんな答えがあるかもしれません。
- 相手が自分の話をしっかり聞いてくれる
- 相手が自分に興味を持ってくれる
- 相手が自分の話ばかりしない
- 自分のことを応援してくれる
- 励ましてくれる
- 元気づけてくれる
- 笑わせてくれる
②では、さらに質問します。
・あなたの好きな人は、あなたの話をしっかり聞いてくれていますか?
・あなたに興味を持ってくれていますか?
つまり、①の質問によって出てきた答えを、相手の人は満たしていますか?ということです。
相手の人があなたに相応しい相手かどうかを見極める基準はここにあります。
あなたの話をしっかり聞いてくれないのに、ただ「好き」という気持ちだけ突っ走ると、本当にの望んでいる恋愛は手に入りません。
<相手を信頼する>
過去に裏切られた経験や、浮気やDVなどの経験で男性を信じられない、男性が怖いという人は、相手が自分のことを大切にしてくれるかどうかの見極めが大事になります。
そして、それと同時にもう一つ大事なことがあります。
それは、相手が自分を大切にしてくれることも大事ですが、一方で、あなた自身も相手のことを信頼したいという気持ちがあるのではないでしょうか。
男性のことが信じられないと悩むのではなく、本当は相手のことを信じたいという気持ちがありますよね?
お互いが信頼し合える関係を望んでいますよね?
ということは、あなたからも相手に歩み寄って、相手を信頼する為の行動を起こしていく必要があります。
では、ここで質問します。
相手の人を信頼する為に、どんなことができますか?
例えば、こんなことがあるかもしれません。
- 気持ちを伝える
- 自分をさらけ出す
- 相手を待つ
- 相手を励ます
- 相手の話を聴く
過去のトラウマによって男性が怖い、男性が信じられない人は、
・相手が自分を大切にしてくれる人かを見極めること
・自分が相手を信頼する為にできることをする
この二つが大事になります。ぜひ実践してみてください。
【番外編1】好きな人へ告白するのが怖い時の心の持ち方
ここまで恋愛に対する恐怖心を克服する為のアプローチを述べました。
ここでは、実際に好きな人に対して告白する時の心の持ち方をご紹介します。
好きな人とやっぱり「付き合いたい」ですよね。
タイミングが来たら、想いを伝えることも必要かもしれません。
ただし、そもそもの大前提として、告白した「結果」はどうなるかわからない、ということです。
絶対にうまくいく保証はないのですから。
でもこれだけは言えます。
- どんなに相手の人が精神的な心の支えであっても
- 告白してその人に振られても
- その人との関係が壊れて
- もう連絡が取れなくなったとしても
①絶対にあなたの人生は終わりじゃない!
一時的には辛いでしょうが、この先必ず素敵な人が現れます!
あなたは一人になっても終わりじゃない!
そして、
②振られることと、あなたに魅力がないことは別です!
どんなに魅力があっても、振られることはあります。相手の人がどう感じてるかという話なので。
振られたからと言って、自分に魅力がないと思う必要がないのです。
だから、あまり重たく考えすぎないこと。
「今日ご飯食べに行く?」と声を掛けるのと同じくらいテンションで、告白してみるのもいいのではないでしょうか。
気軽に、サラッと言っちゃうと、相手にも負担が掛からないでしょうね。
【番外編2】それでも恋愛するのが怖い時の対処法
恋愛でうまくいっている人や、幸せな恋愛をしている人の話を聞いてみるもの役立ちます。
恋愛に対して、良いイメージが持てないから次に進めないのです。
「なぜ良い関係を築けているの?」
「付き合ってて、どんな時が幸せ?」
このように聞いてみましょう。
うまくいっている人の話を聞くことで恋愛に対する良いイメージが持てて、「やっぱり恋愛っていいなぁ」「恋愛したいなぁ」という気持ちになるかもしれません。
まとめ
恋愛が怖くて次に進めないという時、怖いけど、心の奥では幸せな恋愛をしたいと望んでいますよね?
「本当は幸せな恋愛をしたい」という思いを、どうか大切にして頂きたいです。
過去にどんなに傷ついた経験があっても、自分に自信がなくても、ほんの少しの勇気と決意によって、幸せな方向へ進んでいくことができるのです。
ぜひ勇気ある一歩を踏み出して頂きたいと願っています。